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〜元外資系コンサルファーム出身者 覆面座談会〜 アスタミューゼのコンサル事業を赤裸々に語る

こんにちは、アスタミューゼnote編集部アスタミューゼ公式@twitterです。
今回は、アスタミューゼのコンサルティング事業で活躍するコンサルタントの座談会をお届けします。
元外資系戦略コンサルファームからアスタミューゼに入社した3名に、より率直で、赤裸々なご意見を頂くべく「覆面座談会企画」としてオファーしたところ、快く承諾頂きました。

3名バストアップ

Aさん:新卒で日系シンクタンクに入社、金融系業務に携わる。その後転職した外資系戦略コンサルファームからアスタミューゼへ。
Bさん:大学院卒業後、大学教員として薬学研究科で有機化学などの研究に7年間従事。その後転職した、外資系戦略コンサルファームからアスタミューゼへ。
Cさん:新卒で官公庁に入省。異動しながら約9年間政策企画・立案、情報収集等の業務に従事。その後転職した外資系戦略コンサルファームからアスタミューゼへ。

就活生の憧れの的!「外資系戦略コンサル」からベンチャーのアスタミューゼへ
それぞれが考えた“次のステップ”とは


---外資系戦略コンサルといえば、少数精鋭のイメージがあり、キャリアとしても給料としても非常に人気が高い業界ですが、そこからアスタミューゼに転職しようと思ったきっかけはなんでしょうか。

Aさん:新卒の時も外資系の戦略コンサル受けてたんですけど、自身のキャリアとして何となくしっくりこなくて新卒では行かなかったんですが、行かずにとやかく言うより、一度行ってみた方がいいのではと思ってから外資系に転職しました。
実際、すごく優秀な上司や先輩から学ぶことも多かったんですが、何年か働いて、将来の自分の仕事を考えたときに、また別のレバレッジを効かせたビジネスも経験したいなと思ったんですよね。そんな中、仕事上でアスタミューゼを知って転職を決意しました。

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---なるほど。実際に入社してみて見えたものがあったんですね。Bさんは?

Bさん:私はそもそもアカデミアから戦略コンサルに転職しているので、まず研究室から実ビジネスという大きな転換があったんです。研究はとても楽しかったんですが、基礎研究だったこともあって、長年やっていると「これって本当に世の中の役に立っているのかな」という気持ちが大きくなって、もう少し世の中に直接働きかけるような仕事をしたいと思ったのがきっかけでした。
そんな中で、じゃあ、どこに行こうと考えた時に、いろんな業界に携わりながら、かつ経営陣に接すること、意思決定に関われるというのが魅力的だったのが戦略コンサル業界でした。

---最近は、戦略コンサル業界も経営的視点だけでなく技術的な知見のある方も積極的に採用されてますよね。

Bさん:そうなんです。そういう意味で研究していた知見も活かせるかな、と思ったんです。でも、実際仕事をしてみると、経営戦略の部分では学ぶことが多かったのですが、自身のサイエンスのバックグラウンドや専門知識が活かせるところがあまりなかったんです。そこで、7年も研究室にいた専門知識をもっと活かしたいと。科学者だからできることって他にもあるのではないか、と思うようになりました。

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---そこでアスタミューゼを知るわけですね。

Bさん:そうなんですよ!
アスタミューゼを知った時に、これって科学者としての知見とコンサルの経験の両方を活かせるではないか、これだ!とビビッときたわけですよ。

  一同(笑)

Bさん:アスタミューゼの、技術情報を活用することで社会の発展に貢献して社会課題を解決したり、企業経営や投資活動に働きかけていく、というビジョンにも共感できたので、ここに行こう!と運命を感じて入社しました。(笑)

---それは嬉しいですね。Cさんは元々官公庁勤務でしたよね?

Cさん:新卒で官公庁に約9年勤務しました。公務員の仕事自体はとても意義があるものですし、重要性は納得できていたのですが、日々の業務での手触り感を感じるのが難しい部分もあり、戦略コンサルティングファームへの転職を考えました。
戦略コンサルに実際に入ってみて、本当に面白かったですし、貴重な経験を積めたので、よかったと思っています。
アスタミューゼを知ったのは、戦略コンサルに転職後に産休を取得していた時でした。ユニークかつ社会的意義の高い事業を展開しているところにとても魅力を感じ、入社を決意しました。

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自社保有データベースを元に独自性の高い提案ができる
事業面からだけでなく、技術面とデータからも経営にアプローチ

---お二人ともすぐにビビッと共感いただき入社されたとは嬉しいですね。
これまで経験したコンサルティング業務とアスタミューゼのコンサルティングの違いってなんでしょうか。

Cさん:情報の非対称性があった時代は、コンサルのロジカルアプローチとか、他業界のベストプラクティスを使って価値ある提案を出してきたと思います。ただ、これだけ世の中に情報が溢れ、情報の非対称性が縮小しつつある時代になると、戦略コンサルがこれまでのような高い価値を出すのは難しいと感じていました。一方で、アスタミューゼは事業面からだけでなく、大量のデータを保有し、様々なテクノロジー分野のアナリスト・エキスパートの知見も活用しながら、ビジネスや社会課題にアプローチできるという点が、これまで自分が知っていたコンサルのアプローチと違って、すごく面白いと感じています。

Bさん:私もそう思います。
あと、個人としては、戦略コンサル時代は研究者時代の知見はあまり活かせなかったですが、「仮説を立てて検証して結論に導く」というような基本的な考え方や手法は活かせたと思います。ただ、具体的な新事業案を作るとなると、専門的なコンサルになりますし、戦略コンサルではあまりないですね。
アスタミューゼには独自の膨大なデータベースがありますから、戦略的な考え方や手法を使いつつ、データが軸で、その中から独自性の高い提案が出来ている気がします。

----自社のデータベース活用で違いが大きくなると。

Bさん:ですね。例えば、市場予測をやるにしても外部からデータを集めてくるわけで、生データ収集から専門のアナリストが都度都度分析したものを使ったりするのが一般的ですが、情報に情報源含め確固たるエビデンスがあって、それを元に提案をするというのは大きいですね。

Aさん:それは、うちのデータチームやテクノロジーインテリジェンス部の各領域の専門家が、日々四苦八苦しながら積み上げてきて頂いたおかげですよね。

 一同(同意)

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Aさん:お二人とはちょっと視点が違うんですが、コンサルに限ったことでなく、環境としての違いは感じます。前職でコーポレート・ベンチャーキャピタル(以下、CVC)を立ち上げるという話が持ち上がったことがあり、自分としてはそういうレバレッジの効いたビジネスに参加したいなと思っていたんですけれど、すでにグローバル企業としてのブランド、”看板”があるので、新しい取り組みは承認してもらえなかった、、、という経緯がありました。
アスタミューゼはまだ100人規模のステージの会社ですし、やろうと思えばそうした新しいビジネスモデルに対するブランド面での制約は少ないです。実際、去年からCVCなど投資家への支援などが少しずつ始まっていますし、プライベート・エクイティの領域だけではなく大手の金融機関やファンドなどの連携も進んできています。現実的には大きな責任のある業務とは思いますが、やりたいと思った事をできることは大きいですね。結局、大きな”看板”があることで良い面ももちろんありますけれど、その分制約もあり、それはトレードオフかなと思います。

---他にアスタミューゼのコンサルティングならでは、という特徴はありますか。

Bさん独自のスコアリングロジックを持っていることですかね。自社で膨大なデータを持っていて、かつ、各分野の専門家、いわゆる人の目でも分析できて、その情報を元にデータサイエンティストがアルゴリズムを作る。市場予測とか、モデリングとか、売り上げ予測って、言ってしまえば関数の得意な人とか数学の得意な人であれば、できちゃうんです。けど、うちのスコアリングロジックは、そのレベルではできない。形に現れる数字だけでなく、無形資産を可視化したスコアリングも行っていますから、「私たちの提案です」って自信を持って言えるオリジナルのものですね。

Cさん:データやエキスパート知見に加えて、アスタミューゼは分析アプローチもユニークなものが多いですね。他社コンサルが保有していないデータを活用して、ユニークアプローチで分析するので、他社と違う独自性の高い提案ができるんだと思います。

自分の得意なことが活かせて、企業成長に貢献できていると実感できることもインセンティブ


---ところで、コンサルファームと言えば、激務というイメージがありますが、転職して働き方は変わりましたか。

Bさん:忙しいときは忙しいですが、だいぶ良くなってます。(笑)

Cさん:私の場合、プロジェクトにもよりますけど前職では日を跨いで帰ることはあまりなかったので、世間一般のイメージほどは激務ではなかったです。(笑)

Bさん:ただ、場合によりけりなんですけど、前職での良かったところは、一つ案件が終われば、次の案件までゆっくりできるんですよね。今は、依頼がたくさんくるので、それぞれが複数案件掛け持ちで、一つ終わっても他があるのでなかなか暇にはならない、という状況ですね。

Aさん:前職では、朝7時まで提案書作って9時にクライアントに訪問する、なんてこともありましたけど、単価の高い仕事ですし、、、トレードオフかなと。

---なるほど。仕事が途切れないのはありがたいことですが、そういう側面もあるんですね。読者の皆さんも気になる、待遇、お給料の面ではいかがでしょうか。

Aさん:外資コンサル・外資銀行などから他の業界に転職するとどこに転職しても基本的に給料が下がるのは一般的なことですよね。アスタミューゼの場合、これから成長していくというフェーズのベンチャー企業ですし、ベンチャーの中では高い方なんじゃないかなと思いますよ。今は自分自身が企業価値を上げていくというのがインセンティブになっているかなと思います。

Bさん:確かに給料は少し下がって残念な部分はありますけれど(笑)、トータルバランスで見ると結構満足していますね。やっぱり、自分に合う場所で働けることが何より満足感が高いというか。自分の意見を反映する場があるとか、バックグラウンドを活かせるとか、そういう喜びってやっぱり大きいんだなって実感してます。
前職の同僚とかと会うと「すごい若返った!」って言われるくらいですから。「若返った」と言われてもう、ウハウハで、全てチャラです!

 一同(笑)

社会課題解決への貢献と、企業や社会経済の成長への貢献、両立ができるのがアスタミューゼの事業
今の追い風を利用してお客様の裾野をもっと広げたい

---今後、アスタミューゼでやってみたい仕事はどんな仕事ですか。

Aさん:コンサルティングをしていて、自分の関わった仕事がクライアントの中期計画で発表されたりすると、それはそれで嬉しいですし、価値のある仕事ができたと思うんですが、3年経ったら消えてしまうものではなく、そういう価値一つ一つの積み重ねをうまく仕組み化してどんどん広げられる仕事ができたら、と思っています。

Bさん:私は元々新規事業提案がやりたくて入ったので、すでにやりたいことはできていますが、今はTI部(テクノロジーインテリジェンス部)とIC部(インテレクチュアルキャピタル部)兼務で、そういう立ち位置の人が少ないので、分析業務込みの仕事をもう少し磨いていけたらって思っています。

Cさん:公務員の時は社会課題を解決したいというマインドで仕事をしていて、前職の戦略コンサルの時はビジネスという視点でどうやって儲けるかが仕事で、その2つは全く別物と思っていたんです。でも、アスタミューゼに来て、それって別物じゃないんだ、社会課題を解決しながら売り上げを上げて、企業価値を上げていくことができるという考え方が、すごく面白くて。そこに価値を感じているので、それはずっとやっていけたらなと。。。

Aさん:そういう意味では、SDGsとかESG経営とかがニュースにも出るようになりましたし、企業側も投資家側も意識が高まっているので、いい追い風が来てますよね。

柔軟性と旺盛な好奇心
ベンチャーらしいスピード感を楽しめる人がアスタミューゼにフィットする

---現在アスタミューゼでは新しい仲間を絶賛募集中ですが、どんな人がアスタミューゼに向いていると思いますか。

Bさん:変化を恐れず柔軟に対応できる人ですね。やはりベンチャーなのでどんどん変革を続けながら走りながら成長していくフェーズですし、新しいことにもガンガン挑戦するので、それを恐れずに突っ込める人、それを楽しめる人がいいんじゃないかなと。

Cさん:僕も基本は同じ考えです。あと、好奇心旺盛の人ですね。

Aさん:例えば、多くのIT系企業ってプロダクト立ち上げてすごいスピード感で事業を大きくしていくじゃないですか。コンサルもスピード感あるとは思っていたんですけど、そこには結構な乖離があるなと気づいたんです。
戦略コンサルだと、正しいバットの振りかたを深くじっくり考えるということだと思うんですけど、うちの事業は、スピード感を持ってトライアンドエラーできるか、つまり、バットを振っている最中に振り方を変えたりすることも必要だなと。そこが逆にいうと面白いんです。
正しい論理構造を定めて、それを検証すれば、ちゃんと証明できる、というのが一般的なコンサルだと思うんですけれど、実際のビジネスってそう思い通りにはならないじゃないですか。正しくやったから、答えとして正しそうなんだけれど、なんかちょっとモヤモヤする、、、みたいな感覚って大事にしなきゃないんだなって、半年くらい経ってようやくわかりました。
お客様の要望とか市場の動向とか、いつも疑いながら、でも走りながらやるというか。

Cさん:仮説はある程度必要だと思うんですが、往々にして違うってことが発生しますよね。それを軌道修正できて、新しい仮説を作り直すトライアンドエラーをどんどんできる人が確かに向いているんじゃないかという気がします。

Bさん:あと、向いている人という話ではないかもですが、うちの会社は元研究者だったりメーカーだったり、金融だったり、ITだったり、、バックグラウンドが多様じゃないですか。それぞれのフィロソフィーや価値観が違うので、それを互いにリスペクトして、それぞれの得意分野を生かしながら一緒に働いていきたいと思いますね。

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(イラストでお顔を隠すのが勿体ないほど、素敵な笑顔の御三方。ありがとうございました!)