5行思考文(315) - 風の船にて -
僕がこの異世界に転生したのは10年ほど前。この世界では風の力で大きな船が空を飛んでいる。僕はその"風の船"に憧れて乗組員となった。
高所恐怖症だから最初は怖かったが、大空を飛ぶ事、雲の中を進む事、風を読む事が楽しかった。僕の仕事が認められ、遂に船の管理を任される立場になった。役職は「風船管理者」…なんだか役職の規模が妙に小さい気がする
僕がこの異世界に転生したのは10年ほど前。この世界では風の力で大きな船が空を飛んでいる。僕はその"風の船"に憧れて乗組員となった。
高所恐怖症だから最初は怖かったが、大空を飛ぶ事、雲の中を進む事、風を読む事が楽しかった。僕の仕事が認められ、遂に船の管理を任される立場になった。役職は「風船管理者」…なんだか役職の規模が妙に小さい気がする