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5行思考文 (411) - 最速の一手 -


もう将棋の道は諦めた。けじめを付け、会社員として第二の人生をスタートしたんだ。なのに、どうしても日常に一手一手の是非を考えてしまう。
今日、会社でエレベーターに乗る際に同僚Aと一緒になった。①同僚Aが先に乗り、Aが行き先の階を押す。②次に僕が行き先階を押し、③僕は閉まるボタンを押した。『一手遅い!②と③が逆だ』と考えてしまい、嫌になった。



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