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今日の利用者様との出来事。

通所リハにいらしている井●様。
余命半年、癌で闘病されているご主人と生活を送っていらっしゃいます。

最近、ご主人の発熱が続き、食欲もなくなっているとのこと。
奥様の前では、気丈に振る舞ってはいるものの、起きていらっしゃることがやっとのようです。

奥様としては、心配だから、通所を休んででも、近くに居てやりたい・・・
ご主人としては、余計な心配を掛けたくないために、「俺の事は大丈夫だから、リハビリに行ってきなさい!」と声をかけてくれたとのこと。

奥様が私に、「お父さんも頑張っているんだから、私も頑張らないとね・・・。私が居ない時間・一人で居る時間の方が、ゆっくりと休めているかもね・・・。いつも、こうやって、話を聞いてくれるだけでも、あなたのところに来れて良かったと思うのよ!」

とにかく、目をみて、しっかりとお話を聞く…。


1日、何度ともなく人と接する機会があるからこそ、一瞬一瞬を意識して、その行為を大切に積み重ねていきたいと思います。

それが、何よりも、信頼につながっている実感があるからです。


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