週刊Assistance vol.7
どうもこんにちは、Assistanceイラスト班のsenkaです!
ここ最近、何を記事に書こうかと悩みながら生活していたのですが、先程受けた講義で誂えたようにいいお話が聞けたので、このnoteを開いていただいた皆さんにお伝えしたいと思います。
「ドーパミンが溢れるような創作をしよう」。
ドーパミンがどんなものか、ご存じの方は多いと思います。脳で作られる快楽物質で、これが体の中にたくさんある時はいわゆる「やる気スイッチ」が入った状態になります。
作品を創る際、自身のやる気というのは勿論重要ですが、先生が言いたいことはそういうことではありませんでした。
ここでちょっと、作品の受け手の方へ視点を移してみましょう。
例えば、ソーシャルゲームのガチャなんかでレア度が高いキャラや狙っていたキャラが当たると嬉しくなりますよね。もう一度回せばまた当たりが出るかもしれない、と考える人だっているでしょう。
ガチャだと少し不健全な例えかもしれません。別の例を出すとすれば、推理もの作品ですね。自分の推理が当たっていた時や、真相が明かされ「そういうことだったのか!」と、点と点が線で繋がった瞬間。「推理が当たって嬉しい」「今までにわからなかった謎が理解できて楽しい」と考えますよね。
この「嬉しい」「楽しい」という感情がドーパミンを分泌している状態というわけです。快楽物質という響きからちょっと怪しさを感じてしまいますが、決して危ない薬などではないのです。
大学という場なだけあって、授業内では社会に売り出せる作品づくりをするよう指導されます。それを踏まえた上でもう一度、「ドーパミンが溢れるような創作をしよう」。
「嬉しい」「楽しい」の感情を、作品を創った自分ではなく見た人が感じるような作品を作れ。先生が言った言葉には、そんな意味がこもっているのです。