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秘密

はじめまして。Assistanceグループの団体の一つである「ねこクリエイティブLab」の代表をしている「森下」と申します。

「暴露」

いきなりですが、私はここで往年の秘密を暴露いたします。
実は、ねこクリエイティブLabも早2年弱となりますが、わたしはねこアレルギーなのです!!

なぜ、ねこアレルギーなのに名前にねこを入れているのか。
そうお思いの方がいらっしゃるでしょう。事実、この秘密を暴露した方からはほぼ全員がなぜ「ねこ」クリエイティブLabなのかという質問をいただきました。
今回はその名前の由来にもなった「ねこ」のお話をさせていただきたく思います

「友との出会い」

私が中学生のころ、いじめに遭っておりました。イケメンでもなくかと言って勉強ができるわけでもなく、チャラチャラした学生の間では恰好の餌食でした。そのため、中学を卒業するまでは私は長い間引きこもっておりました。
自宅で引きこもっていると学校に登校している間にはなかった環境の変化がありました。その中の一つに彼との出会いがありました。
彼は2階であった私の部屋のベランダに入って来て毛づくろいをしていました。私は「ああ、野良猫もいるもんだなぁ」とその時は思っていました。現に私の実家は田舎なので、野良猫が現れても餌がなくすぐにどこかに行ってしまうことが多かったのです。
しばらく数日の間は彼も同じような時間帯に現れては毛づくろいをしてはどこかに去っていきました。

2週間ほど経った頃でしょうか。彼がいつものように毛づくろいを始めたので、私も彼に挨拶でもしてやろうと思いベランダの窓を開けました。すると彼は予想もしていなかった家人の登場にビックリしたのか慌ててどこかに退散してしまいました。
2〜3日は来ては私を見て逃げていくというのを繰り返しておりましたが、数日すると私にも慣れたのか私の方に近づいてくるようになりました。始めのうちは警戒していた彼も日が経つごとに距離が近くなっていき、しまいには私に撫でさせてくれるようになりました。

「彼との日々」

撫でさせてくれるようになると、彼について色々わかってくることがありました。彼は綺麗な毛並みからは思えないほど痩せていました。彼は、私が家に置いてあった鯖の水煮缶を与える、と一心不乱に食べていました。

「変わり目」

そんな彼とも何日もご飯をあげ続けていると、何かしらのイベントが起こるわけで。近所の割と仲のよかった友人が訪ねて来たりもしました。
私は彼を利用してアニマルセラピーを行なっていたのでした。その感覚は私にはありませんでしたが、実際に私が引きこもりから脱出するのにそう時間はかかりませんでした。

「ねことは」

こんなことがあってから私にとって「ねこ」とは私を助けてくれた存在なのかと思っております。

あなたもねこに癒されてみませんか?以上!私のひみつでした!


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