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月三千円の食生活で生きてました
当時、月に三千円の食生活を送っていたことがあります。
単純に貧乏だったせいでもありますが
勿論、働いていました。
これは貧乏で苦労していて辛い話ではなく
当時、私生活において物凄く充実をしていたお話です。
どうやって楽しく生きてきたかを話してみたいと思います。
一日に三食食べていることは殆どなく
食べて二回、一回の時もありました。
基本的にあまり朝は小さい頃から
食べない習慣もありましたし
コーヒーとか何か飲み物を飲むくらい
朝を抜くことに対して抵抗はなかったですが。
ただ工夫をしてそれなりにきちんと食べていたんです。
実はタイトル詐欺になってますが
働いていた場所で賄いとして一日一回250円くらいの食事は
していました。
この時点で三千円ではありません。
申し訳ないです。(合計すると1万弱になりますね)
では何が三千円だったかというと
仕事場以外の食生活が三千円だったということになります。
それでも仕事の休みの日や夜ご飯は
このお金で食べて行かなくてはいけない位の
お金しかもっていなかったので
色々工夫はしていました。
一つが100円位で買ってきたネギなどを
自分の家で植えていたことです。
あの子たちは土に植えてお水をあげると
結構育ってくれるので
食べたい分だけ切って食べていました。
また一つは小麦粉を焼いたりウドン作ったりしながら
食べてました。結構お腹ふくれます。
或いは、お茶の出がらしを炒め物やチャーハンなどに混ぜて
量を増して食べたりもしていました。
(茶葉は栄養あるとか聞いてたし、本当かどうかは。)
友達と飲みに行ったり食事に行ったりはしていたんです。
こうやって友達と遊ぶために普段は出来るだけ使わないように
心がけていました。
でも普段のこの苦労は一方でとても面白かったのです。
少しでもお金を使わないで食べるにはどうしたらいいか?
でも、だからといって、食生活が貧しくならないように
するには、どんな工夫が必要なのかを考えるのが楽しかった。
そしてこの経験は逆に今、贅沢でなくとも、
只、毎日三食、食べられることが嬉しいのです。
殆どの人が普通の事だと感じているのかもしれません。
でも、この普通の日常が、当たり前だと思っている日常が
とても嬉しいのです。
イラストは、まるこめさんからお借りしたものです。