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Uruプロローグ〜中学聖日記から
2018年に放映されたTVドラマ「中学聖日記」。
アマプラで配信されていて、久々に観た。
中学3年生の黒岩晶君と、10歳年上の担任、末永聖ちゃんとの純愛ドラマ。
金子ありささんの脚本が秀逸で、主役の2人が若く、美男美女で。
お互いの感性が似ていて、一瞬一瞬がまぶしかった。
黒岩君の真っ直ぐさと男気、聖先生の可愛らしさ。
黒岩君演じる俳優さんのデビュー作とは思われないほど、この役にピッタリで、堂々とした演技だった。
そして脚本家さんの描くセリフの力強さに、最後まで魅了されたドラマ。
一度は離れ、18歳で再会した黒岩君と聖ちゃん。
両思いだと確かめ合ったのに、聖ちゃんの元彼から横やりが入る。
黒岩君が身を引くために、
「もう冷めた。引いた。この関係をやめたい。」と突然、聖ちゃんは電話でフラれる。
その後、元彼の彼女から「きちんと会って、話してきなさい。」と言われ、黒岩君の大学説明会に連れて行かれた聖ちゃん。
別れ話が出るとき、もう片方は「自分はまだ好きだから、別れたくない」「悪いところがあったら直すから」
と、泣いてすがることが多いのに。
聖ちゃんは平静を保ちながら、
「黒岩君がどこの学部を選び、何に興味を持ち、どんな未来を進むことに決めたのか。それだけ教えてほしい。」と伝える。
聖ちゃん、大人だなぁと思った。
聖ちゃんは自己肯定感が低く、自分に自信がもてなかったが、黒岩君は「僕は、まんまの聖ちゃんがいい」と断言する。
下手な不倫ドラマよりピュアで、許されない恋愛だったが2人を応援したくなる。
黒岩君がレポート用紙に綴った日記が、最後まで効果的に響いた。
追伸
黒岩君のお母さんが、
「下宿して、高校に通う息子が、家に寄りつかない。」
「どうしたら晶(黒岩君)は家に帰って来るの?誰か教えて。」と泣き出す場面があった。
たぶんその答えは「お母さんが息子の行動を監視せず、口うるさく干渉しなくなった時」だろう。
女性・母親たちが強く、たくましく描かれていて。
最後まで父親の存在感が薄かったことが、気にはなった。
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