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ドラマ「僕の姉ちゃん」を観て楽しむ、恋愛と人生
Amazonプライムで放映されている、2022年の深夜ドラマ「僕の姉ちゃん」。
面白くて、もう何度繰り返し観たことか。
笑いと共感と、温かい気持ちになることが出来るドラマだ。
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短編ドラマなので、気軽に明るい気分になることができる。
こんなユニークなお姉ちゃんに、恋愛相談をしてみたい。
両親が海外赴任し、実家に姉チハルと、弟ジュンペイの社会人2人で住んでいる。
2人暮らしと言っても、「食事は各自で用意する」という取り決めをした姉と弟。
仕事から帰宅し、乾燥の袋ラーメンを作り、食べることが多い姉ちゃん。
「姉ちゃんは、どういう男にだったら料理を作るのか?」と聞くジュンペイ。
「私が作ってあげたいに決まってるって思ってない男。」
と答えるチハル。
「けど、姉ちゃんにだって母性みたいなもんはあるだろ?」
と返すジュンペイ。
「 育ててもない男に、そんなのあるわけないじゃん 。」
納得。
気になる男性をデートに誘い、返信が来ないと話すチハル。
「でも、姉ちゃんそんなに落ち込んでなくない?」
と答えるジュンペイ。
「私は、デートに誘っただけ。」
「誘った勇気までが私のもので、返信の有無までは知らんがな。」
こんなふうに思えたら、どんなに気持ちがラクだろう。
そして、夜遅くに疲れて仕事から帰宅した姉ちゃんが言う。
「仕事は人生の全てではないが、私には仕事がある!と思うと、乗り越えられることがある。」
...分かる。
「弟よ。」に続く、痛快なセリフの数々。
黒木華さんは、芯があるがユーモアあふれる役を、本当に上手く演じる役者さんだと思う。
最終話。
ジュンペイが出すひらがなを元に、短く「いいこと」を言っていく姉ちゃん。
「明日は明日の甘いもの。」
「妻にはなっても、嫁にはならん。」
「仲間、仲間も20歳まで」
「待ってねえヤツ、先に来た。」
原作の漫画家、益田ミリさんの言葉のセンスはさすがだと思う。
シーズン2の放映を楽しみにしている。
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