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019.消える義父の洗濯物

こんばんは。
洗濯物が消える話です。

義父のアパートでは、各フロアに共用の洗濯機が数台ずつあります。ビジネスホテルにある様なタイプです。

入居時の説明を聞いていない我々(義兄が契約時に説明を受けている)は、義父の
「ここの人(施設スタッフ)が洗ってくれて助かっている」
という話を鵜呑みにして、あー、そうなんだと気に留めていませんでした。
「お風呂も、やってくれた」と聞いていました。

ところが、しばらくして、アパートから洗濯やお風呂の介助時の契約の締結を求められました。

この頃はまだ、アパートからは身元保証人の義兄に連絡が行っていましたが、義兄は「私ではなく、弟に連絡してください」と拒否し、アパートから我々に連絡がありました。

アパートの説明では、必要な契約が未契約。
見るに見かねて、(未契約だけど)一度だけ入浴支援、洗濯を手伝ったとのこと。

あー、それはアカン、また減点されるやんっ!と焦り、きちんと契約をしました。

でも、洗濯も掃除も、我々が訪問時にできるならやりたい。我々が出向く度に、洗濯するものがないかを尋ねました。

でも、「洗ってもらっているから大丈夫」と言うだけで、洗濯物らしきものは身当たりません。

うまく先日提携したサービスを活用していると安心し、リネンなどの大物だけを、毎週末、持ち帰って戻すことになりました。

そして、入浴は週末に夫がサポートしていました。

頻繁に通う我々に対して、施設長さんは「介護保険が使えるのだから、頑張り過ぎないように、ケアマネジャーさんと連携して、サービスを利用してくださいね。」と仰ってくださいました。

あれ?こないだのお風呂と洗濯他の契約は、なんだっけ??

あまりにもこちらが不勉強の様です。
サービス付高齢者住宅(アパート)は、あくまでも賃貸住宅。入居しても、それとは別に介護サービスの契約がいる。
アパートでは、食事提供と見守りが主な付加価値、それ以外は各自。


先日締結したのは、アパートで臨時?に何かをお願いした場合の契約。こちらからスポットで依頼をしない限り、費用が発生しないもの。

本来、介護サービスの内容を理解し、ヘルパーさんに何をサポートしてもらうか決め、月間のスケジュールを決めて、サービスを受ける。

そのプランをケアマネジャーさんが作成し、契約する、というのが正しいということを知りました。

ケアマネジャーさんを教えていただき、面談。

ケアマネジャーさんの質問に、元気いっぱい答える義父。なんでも自分でできるかの様に元気さをアピールしていました。

それはそれで、、
喫緊は以下をお願いしました。

  • 入浴

  • 冷蔵庫の痛んだ食糧の廃棄

入浴は週二回。火曜日と金曜日。

ヘルパーさんが手伝ってくれる入浴がスタートしました。当然、脱いだ衣服、濡れたタオルが出ます。

それを入れておく洗濯カゴを用意しました。

が、いつもその洗濯カゴが空です。

洗濯物は、どうしているかを聞いても、「洗ってもらっているんだよ。」それを自分で干しているの一点張り。

なんか怪しい。
アパートの詰所で質問すると、
「こちらにいらしてからは、最初の一度以外、一度も洗濯はしていません。」

あー、嫌な予感が的中!!

入浴後の衣類をヘルパーさんが瞬間的に洗濯し、義父に戻してくれている、と勘違いしてる。。

つまり、汚れた衣類を洗濯せず、そのままベランダに干し、また、それを着てる。。

せっかく引き出しの中を、洗い立ての衣類にしていても、どこかで、洗濯していない衣類が混ざってしまう、ということ。。

ひょーっ!やめてー!

引き出しの上に無造作にるのを全部回収!!

ということで、毎週末、私が畳んだものでは無さそうなものを回収し、自宅で洗濯(朝から行ける時は、アパートで洗濯し干す)というのが始まりました。

なんでもかんでも、我々がすると身体を動かす機会を奪うし、洗濯を自分でできる様にしたいけど、少しハードルが高そう。

来週、ケアマネジャーさんに事例が無いか質問してみようと思います。
かつ、介護サービスのバリエーションを聞き、使えるものが他にないかを考えたいと思います。

続く。


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