一人ひとりと真剣に向き合う
この記事は、株式会社アトラエのエンジニアが参加する 「Atrae Engineers Advent Calendar 2024」 の12月25日の記事です。
昨日(12/24)は、ひろっきーによる 「【新卒×転職サイト開発】採用を通して実感した転職のリアル」 が公開されました。
そして、今日12/25のラストを飾るのは、私・ぶる(浅田 悠太)です。
「一人ひとりと真剣に向き合う」というテーマで書いていきます。
自己紹介
私は、株式会社アトラエにて、Greenという転職サービスと、Yentaというビジネスマンのマッチングアプリのアプリ開発やWeb開発に携わっています。
私は、飲み会やLT会など含めイベント運営が好きで、社内外でさまざまな企画やコミュニティ活動を行っています。
例えば、2024年にはGreenで毎月の飲み会を企画し、Yentaでは「価値あるつながりを生む」場を目指してイベント運営に取り組みました。
他にも社外では「Flutter Tokyo Community」のオーガナイザーや、モバイルアプリエンジニアコミュニティ「どすこい塾」のイベント幹事として、飲み会やLT会などのイベントの開催も行っています。
私がイベント作りに情熱を注ぐ理由は、イベントは単なる集まりではなく「参加者の人生に新たな可能性を提供できる場」だと信じているからです。
なぜこのように考えるのかについては、別の機会に詳しくお話ししたいと思いますが、イベントを通じて新しい気づきや交流が生まれる瞬間が、私にとっての大きな原動力です。
参加者がその場で得たものを糧に、次の一歩を踏み出していく姿を見るたびに、イベントを通じたつながりの意義を強く実感しています。
今回の記事では、こうした経験を通じて学んだ「目の前の人と真剣に向き合うこと」を掘り下げ、特にイベント運営で得た知見を共有しようと思います。
※このテーマは、以下の記事にある私自身が持つ「周りの人の力になりたい」という想いの延長線上にあります。
参加者全員が来て良かったと思えるイベントにするために
イベント運営で私が特に大事にしているのは「場の雰囲気」だと思っていて、参加者が自然体でいられる空間を作ることが、イベント全体の成功につながると考えています。
「来てもらうための設計」
どんなに素晴らしいコンテンツだとしても、最初の印象が悪ければ、その魅力は参加者に届きません。
第一印象の部分から丁寧に作り込むことで、参加者の期待感が高まり、その後の体験全体がよりポジティブになると考えています。
だからこそ、宣伝から会場にお越しになるまでの最初の入り口設計から真剣に考えます。
その上で、来た人に「また来たい」「来てよかった」と思ってもらうためのコンテンツの価値を最大化できるように追求します。
つながりを生む空間 - アトラエバー
参加者が自然体でいられる空間は、イベント成功の大切な要素だと考えています。
その空間があることでより参加者が自然体で会話を楽しみ、交流を深めることができると思います。
そんな「場」を支えてくれるのが、私たちアトラエのオフィスにあるフリースペース「アトラエバー」です。
この場所は、社内外の交流の場として活用されており、お客様や社員が飲み物を片手にざっくばらんに会話を楽しむことができます。
イベント時にもよく利用される、アトラエならではの空間です。
アトラエバーは、社外の方々がアトラエの雰囲気や取り組みを感じ、社員とのざっくばらんな会話を楽しむ場として活用されています。
訪れるたびに新たな交流や気づきが生まれるこの空間は、アトラエの大切な文化の一部となっています。
バースペースの横に「アトラエを創るメンバーの想いの壁」があるスペースもあり、社員のメッセージを、一人一人が想いを込めて書いているアトラエっぽさを象徴するスペースになっています。
この壁は、アトラエらしさを象徴する存在であり、訪れる方々との会話のきっかけにもなります。
ここでの交流を通じて、つながりがより深まり、新しい発見が生まれることもありとても大切にしています。
「行ってみたい!」と思った方は、ぜひ気軽にご連絡ください。
皆さんとの新しい出会いを楽しみにしています!
細部へのこだわりが重要
イベント運営において、受付や懇親会での対応、座席配置、名札の用意、写真撮影NGの対応など、細かな配慮が「また参加したい」と思っていただける原動力になると考えています。
例えば、会場で自然と挨拶が飛び交う雰囲気を作ったり、気軽に話せるような座席配置を工夫することで、参加者が場に溶け込める環境を作ることができると思います。
また、これは山崎亮氏の『コミュニティデザイン』という本から学んだことですが、参加者が「来る人」ではなく「作る人」として関わる仕組みを取り入れることも効果的だと思います。
例えば、受付やイベント中の簡単な役割をお願いしたりすることで参加者がその場での一体感を感じるきっかけを作れます。
このような細部への配慮と工夫が、参加者同士のつながりを深め、「また参加したい」という気持ちを生む原動力となると考えています。
新規参加者へのフォローとコミュニケーションの促進
特に新規参加者へのフォローは大切で、1人で緊張している方には積極的に声をかけ、会話の輪に自然と誘導するように心がけています。
また、受付時の挨拶や、新規参加者と常連参加者を繋ぐ工夫も、安心して参加してもらうための大切な要素だと思うので、受付時に軽く自己紹介をするなどして、人と人を繋げる工夫をしています。
オンライン参加者への配慮
オンライン配信まで考慮する場合、参加者体験をより広い視点で捉えることが重要だと思います。
具体的には、画質や音質の向上を図ること、コメントしやすい環境を整備すること、そしてリアルタイムでスムーズに進行できる仕組みを心がけています。
会場参加者と同じくらいの満足感を得られる環境を整備し、オンラインでも快適に参加しやすいイベント作りを今以上に心がけます。
これからも一人ひとりと向き合い続ける
これまで様々なイベントやコミュニティ活動を通じて、一人ひとりとのつながりがどれだけ大きな可能性を生むかを実感してきました。
それは、一人の参加者にとって新たな気づきや挑戦のきっかけになり、また別の人にとっては生涯の仲間を見つける場になる、そんな瞬間の積み重ねです。
だからこそ、今後も引き続き一人ひとりに向き合い、つながりを育む活動を続けていきたいと思っています。
これからも「目の前の1人」を大切に、社内外問わずイベントやコミュニティ活動を続けていきます。
おわりに
この記事を読んでいただき、ありがとうございました。
今年のアドベントカレンダーの締めくくりとしてふさわしい内容になっていれば幸いです。
では皆様良いお年をお迎えください!!
参考リンク・参考文献
- アトラエ
- Green
- Yenta
- 山崎亮『コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる』学芸出版社, 2011年
Atrae Engineers Advent Calendar 2024
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