孫の手

三寒四温。
このところ、まさにそんな感じで、今日はかなり暖かい。
建物内にいるのでわからないが、日中はコート要らずだっただろう。幸いまだ花粉症にはなっていないので、今時分、寒さですっかり固まった肩や背中をううーんと伸ばして散歩したい。

旅行前に母が風邪をひいて寝込んでいて、寝過ぎのせいか、それこそ身体が凝り固まってしまい、腰痛が出てしまった。

旅行前々日くらいから、姿勢をピンと伸ばすとアイタタタとなっている。今回の旅行は父が観光計画を立てたもので、一日中移動して出来るだけ多くのところを廻る、という私ではとうてい作れそうにないプランが出来上がっていた。
車での移動時はよいとして、下りたあとは当然歩くことが多くなる。
こりゃ道中、難儀するかなあと思っていたが、途中、誰かが、そうだ車椅子借りれるんじゃない？と言い出した。ホテルや主要な観光スポットでは車椅子ありますか？（ないですよね。。）という気持ちで確認すると、なんとほぼすべての施設で準備されていた。
そしてバリアフリーになっているところも多いとあらためて気がつく。

見ているのに見えてない。
不自由を感じていない目では、きっといろんな点でそんなことが多いんだなと反省。

車椅子で入れないところには、ちょっといい？と孫の手につかまって、ゆっくりにこにこと歩く母だった。