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【絵本レビュー】 『ラン パン パン』

作者:インド民話
再話:マギー・ダフ
絵:ホセ・アルエゴ
訳:山口文生
出版社:評論社
発行日:1989年6月

『ラン パン パン』のあらすじ:


わがままな王様におくさんをさらわれたクロドリは、王様に戦いをいどむため武装して出かけた。ランパンパン!とたいこをたたきながら。とちゅう、ネコと木の枝、川、アリが仲間に加わり、いっしょに行くことになったが…。インドの、むかしむかしのお話

『ラン パン パン』を読んだ感想:

「これヤバイですよ」と言ってママ友達が貸してくれました。私は「インド民話」と題名の「ランパンパン」だけで読もうと決めたので、あんまり内容を把握しておらず、しかも「ヤバイ」というコメント付きでただ夜に読むのが待ちきれなかったです。「クロドリが王様に奥さんをさらわれる」ってどうゆうことよ?謎いっぱいに始まったお話は、王様にたどり着くまでに出会った生き物や物質(?)をどんどん耳に隠して行くというやっぱり不思議な展開。あんなに詰めたら居心地悪いだろうなあと大人の私は思うけれど、息子はいたって普通。途中、ちょっとかわいそうだなと思う場面もありますが、それも息子は軽く受け流しておりました。私は何よりも「ランパンパン」が言いたくて、スペイン語で鍛えた巻き舌をフル活用してみたのでした。 


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