『哲学あそび』#4
2023年12月27日に『哲学あそび』というイベントの第四回を開催した。
今日もホットコーヒーを買って、商店街の一角にある静かなお寺へ向かう。
日中といっても、やはり12月。寒さに従ってストーブに点火した。
今年最後の哲学あそび。
哲学あそびがどんなものであるかは、過去のnote(『哲学あそび』#1)をご覧いただければ嬉しいです。
――下記に当日使用したイベント内容の用紙より一部掲載する。
――というものだった。
今回はしみじみと振り返る時間となった。合間に「今年楽しかったことって何ですか?」など伺いながら、ゆるゆると流れていく。
話の一部をホワイトボード(noteに共に掲載した画像)へ。
初めに皆様からは直感で、2023年についてキーワードをいただいた。
それぞれ、「お金」「KUFU(くふう)」「安定」「変化」というものだった。
ちなみにKUFU(くふう)は某宇多○さんリスペクトにより発生。そのキーワードを提供してくれた方と私、一瞬ふふふとなる。
そんなこんなで、まずはそれぞれの今年を辿っていくことになった。
「働くってなんだろう?自分のために働くというのも違和感があるが、上司のために働いているわけではないしなぁ……とか思って」
「自分一人だとそのまま過ぎていくことも、その空間に別の人がいることによって考えたり」
「基盤を作ろうと思ったわけではないけど、そういうふうになってて……」
「これ1年間か~と思って」
「こういう集まりに来れることが、既にいいことなのかもな、と」
「大人数の集まりを、今回は楽しめたんです(嬉)」
「忙しくて落ち込む時間が減ったっていうかんじかも」
「毎日、楽しいとも言えるんですよね」
など。こんな感じのお話をしながら、記憶を振り返った。
でも、誰の言葉かの境目はなんとなく曖昧で。というのは、共感の相槌が多くあったからかもしれない。「あ~そうかも」みたいな。(もちろん、「へ~そうなんだ」なときも多々ありました。)
なんか面白いですよね。自分の構成要素が他者の中にもある感じというのだろうか。
参加者の皆様による、今回の問いへの今回の答えは、こんなかんじ。
・知人のことを鑑みても、お金もそうだけど安定してから、冷静に物事を見れるようになることが幸せにつながっていくのかなと思った。知人のことを心配した一年だった。
・クリスマス会で楽しめたのは、主催側や周りの気遣いのおかげでもあるし、人との関わり方において「今回は楽しめるかも」と繰り返してきた工夫が実を結んだおかげでもある。たゆまぬKUFU。
・安定と変化は表裏一体なのかも。不安定な時期はむしろ変化もなかった。日々にある変化が安定をもたらしてくれる。その変化は他者がもたらしてくれる。それを踏まえて、仕事とプライベートのバランスをとっていきたい。
・変化というスローガンのもとやってきた。細かくは思い出せないから、流れ流れてここまできたのかもしれない。次はもっと意識的にもやってみたい。
哲学あそびは、私にとって、気づけば毎月の楽しみになっています。それは来てくれる方々や、行きたいと言ってくれる方々のおかげだな、と改めて思います。
お越しいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、気にかけていただいた皆様、今年もたくさんありがとうございました。
また来年も遊びましょう。よろしくお願いいたします。
(あ!来年は 哲学あそびHACCOAmode もあります!ぜひ~)