まぁまぁ、と言えること
家族同士が友人同士が隣人同士が他人同士が、人間同士が行き違ったとき。
当人たち以外はどうするのか。
まず、「まぁまぁ」と言って話をきけたらいいと思う。どちらの敵にも、ある意味では味方にもならずに(→点になる)。初めにこちらの答えありきで話をきくのではなく、相手の気持ちを汲もうとして話をきけたら(→線を出す)。それぞれの気持ちを汲んで、それが行動として表出されたら(→線をつなげる)。
(→→→)そうして三角になったら、バランスがとりやすいと思う。
自分が当人である場合を除いても、「まぁまぁ」→「それぞれの気持ちを汲む」→「態度に表す」というのは、なかなか難しい。そうできるときは後述の二つの条件を満たしているように思う。
①「自分には自分だけの感覚があること、同様に他者には他者だけの感覚があること、且つお互いに共通する部分もあること」を忘れていないとき。
②自分にとっての毒(過剰なストレスや劣等感や優越感、凝り固まった感覚や思考、など)がある程度抜けているとき。
この①と②の状態について、知らないうちに離れていってしまうことは珍しくない。
だから時々、自分と周りを見渡す。自分を反省することは多々あるし未熟だとも思うけど、それをしない自分よりも、する自分でいたい。
各々が自分の戦いを終わらせることは、世界の戦いを終わらせることと、無関係ではないと思う。