
あそびの会社で年商10億突破、前年比150%以上成長。リアル復活から2年、イベント会社としての活路が見えた2024年と2025年に向けて。
皆様、あけましておめでとうございます。
あそび総合カンパニーIKUSAの代表 赤坂です。


2024年を振り返ると例年にも増して激動の年になったなという印象です。ほんといつも思うけど月日が経つのが早すぎる・・カレンダーを見返すとああこんなことがあったのかと思い出します。筆無精と言えど年1くらいはね・・ちゃんと振り返らないといけないなということで笑それではいきます。
2024年度結果見通し
2024年売り上げ
2024年度の売り上げは通期150%以上、年商は10億以上の伸びとなりそうです。イベント数も昨期を大きく超え120%以上、1200件以上のペース。つまりは単価が上がっています。これは企業を中心に大型イベント需要が急増、そしてそれが獲得できていることを示しています。
年商は創業初となる大台突破ということで、中小零細としては一つの境目を超えたと思います。カテゴリー問わず受注が増え、仲間も増えて来期以降会社としても新たなフェーズに入ることとなります。
<2024年 企業・自治体イベント開催実績 一例>
2024年組織体制
人員は作期平均の70名から80名前後を見込んでいます。15%増ですね。意識的に抑えたのもありますが、直近2年間着々と人員を増やし、バックオフィス採用が一巡、売上に影響が強いセールスやプランナー増に注力したためです。結果としてメンバーの成長とともに生産性が大きく向上。後にも記述しますが拠点が全国6拠点(東北、東京、名古屋、大阪から福岡、札幌をプラス)になりました。引き続き必要な人材を採用、定着してもらえるよう手を打っていきます。
2024年度施策振り返り
2024年度の施策は以下でした。
1.全国展開
2.研修事業「あそぶ社員研修」の立ち上げ
3.あそぶ研修施設 IKUSA ARENA の立ち上げ
1.全国展開
リアルイベントの最も大きなネック、それは旅費交通費と言っても過言ではありません。移動は費用だけでなく、メンバーの工数や疲労にも直結します。オンラインイベントで一応の成功を収めた(一応ね)弊社にとってはこれは生死を賭けた勝負、イベント業の業とも言える部分の解決には全国展開は必須と結論づけました。2年前の名古屋拠点設立から東北、福岡と拠点を立ち上げ、年末には札幌の営業所設立を決定、ひとえにやりたいと言ってくれる拠点長と集まってくれるメンバーのおかげです。ありがとうございます。

拠点を増やすことで地域の代理店様とも明らかに繋がりやすくなりました。日本全国にあそびを届けるのは会社のパーパスやミッションとも合致。各営業所、特に福岡、名古屋はセールスを募集しています。腕に覚えのある方はどうぞご応募ください!
2.研修事業「あそぶ社員研修」の立ち上げ
2023年末に立ち上げたあそぶ社員研修もはや1年。立派な事業として立ち上がってきました。質の高いプロダクトと運営による新しい「楽しさ」がある体験型研修は多くの企業に受け入れていただき今期売り上げ5000万を上方修正、今期1億、来期3億を目標にしています。あそび=体験の価値とは?を考えさせてくれる貴重な機会にもなっていて新しい需要を感じています。

3.あそぶ研修施設「IKUSA ARENA」の立ち上げ
2024年6月からOPENした団体専用の大型イベント・アクティビティ専用施設IKUSA ARENA はありがたいことに多くのお客様にご利用いただいています。

当初想定したよりもはるかに多様なイベントでご利用いただいており、大変驚いています。自社の生産性の向上、提案力向上にも役立っておりいろいろな相乗効果も。ご興味があれば是非お問い合わせください。
2025年はどうするか
1.スローガンは「万里一空」

2024年5月からのスローガンは「万里一空」でした。万里一空は「どんなに離れていても同じ空の下にいる」「ひとつの目標に向かって努力することの大切さ」を説く言葉です。人員が50名を大きく超え、拠点化を進めることで、昔のようになんでも分かり合える関係性から変わって行かざるを得ない部分も出てきました。溢れる需要は忙しさを生み、否応なしに個人の成長が求められる。乗り越えて大きく伸びたメンバーもいれば、残念ながら別れなければならなかったメンバーもいます。今後ますます組織化していく中で会社の文化を維持していくには、カルチャーを伝導する人、クオリティを管理する人、人をサポートできる人、組織を変えられる人を増やし、利益を出し、彼らに報いていく必要があると感じています。個人のやりたい、だけでは組織は成長しません。組織にコミットしてくれる突出したメンバーが必要です。
個の力が組織の強さを生む、育成が急務
直近2年は毎年20名以上を増員してきました。来るべきリアル時代に備え、それなりに計画的にやってきましたが、代わりに生産性は低下しました。個人的に忙しさの7割は個人起因だと思っています。というか思うようにしています。最も高い能力を持つ人と新人では軽く10倍くらいの仕事の質やスピードが違います。弊社調べでクリエイティブやプランナーの仕事量比較すると3倍以上トップと新人では差がでます。これに業務難易度を掛け合わせていけばより差は広がります。イベントは究極の無形商材。パターン化しても結局は個人の判断が仕事の価値を決めます。経験と判断の質が忙しさに影響する度合いは大きいのです。つまりより質の高い中軸が多い企業が勝ち、強い個が生産性と業務量軽減を両立させると考えています。社員の勤続年数をKPIの一つに置き、筋肉質な企業を作っていきます。具体的には研修担当の採用、研修のスケジュール化、中軸採用、PVMVの強化、拠点長や拠点二番手の育成、活躍している社員の抜擢と昇給、評価制度の整備などです。盛りだくさん。

2.最高の体験を届ける、サービスクオリティの向上
方針は二つ、パッケージの強化と大型提案の質の向上です。パッケージの新規サービスは必要度の高いものに絞り、売れるパッケージはシリーズ化、ブラッシュアップしていきます。BtoBの強みを活かし、長期で売れるサービスを一つ一つ作っていきます。それが次のサービスを生み出すと信じます。

もう一つ、大型イベントの需要はうなぎ上り「体験の価値」は爆増と言っていい状態です。それに備える人材の育成、提案体制の拡充を進めます。顧客のニーズをカタチにしてきちんと提案する、提案したものを実現する、利益を出す。これができる人材を育て、需要を受け止められる体制を作っていきます。
3.全国制覇、拠点人員は倍増予定、地域に入って課題を解決
イベント業界の課題は、新規イベントを毎回0から作り、作り終わったらまた次、というように開発から実験と本番を繰り返すという難易度の高さと工数を価格に反映できていないことに起因していると思っています。労力に比較しての利益が少ない、業務がハード、だからこその我々自身のやりがいや新しい体験価値につながるとも言えますが、反面、ビジネス効率としてはいいとは言えません。特に屋外イベントは天候やトラブルも多く、特にtoCイベントに関してはキャンセル規定が実施企業にシビアすぎるように思います。
解決策、とまでは言いませんがこれを防ぐには開発、実験の工数を相対的に少なくする。要は全国で複数実施、数年間できるサービスを開発する。そして移動の工数などイベント自体に関わること以外の負担を減らすしかないと思います。各拠点に質の高い精鋭組織を作り、業務をローテーションできるようにする必要があります。
また、質の高いコンテンツと組織を地域もまた求めていると感じます。地域により入り込み、腰を据えてあそびで課題を解決する。それをするにはまずは売上、そして各地域の優秀な人材の獲得と育成にかかっています。
実際、やってみると各地には特色があり、東海では企業が、九州では自治体や施設の需要が高いなど地域ならではの需要があるとわかりました。まずはここの認知度を上げるべく、展示会に出展したり代理店さんと体験会を実施しています。

会社としては2025年度はこのペインを解決すべく、採用と育成に更に力を入れていきます。これはある意味今各拠点、特に名古屋、福岡、東北が軒並み前年比2倍以上の伸びを出してくれているメンバーがあってこそ、利益あってこそですが、各地には楽しいことに飢えているクライアントとまだみぬメンバーがいることを確信しています。地元採用のメンバーが二、三年後に拠点の幹部になっていくといいなと思っています。
総括:年商20億、あそび総合カンパニーを目指す
お正月を過ごしてて思いますが、日本人は楽しいこと、面白いことが大好きです。見るのも好きですがやるのも好きです。前者はみんなが知っていることですが、後者はもしかしたら我々以上に確信を持っている企業はないかもしれません。これは海外にも当てはまると確信していて、昨年より海外へのヒアリングを重ねています。労働集約であるイベント事業は一定の売上総利益の規模と人材の質があって初めて安定すると感じます。小さく産んで、大きく展開できてこそ体験の価値とやりがいを両立できる事業です。そのためにも二、三年内に20億規模、100名位以上の体制を確立します。忙しい中でも「楽しさ」と「価値」を追い求められる「最高の体験を届ける」あそび総合カンパニーを目指すため、2025年も走り抜けたいと思います。

仲間になってもいいよいう方はこちらから
>採用ページ・・会社のビジョン、メンバーメッセージはこちら
>募集要項・・アルバイトやインターンから受け付けています
赤坂大樹