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眠 思考 眠

 朝から働いて残業→リハのみバレエに行く(1時間半)→終電ならぬ終バスで帰宅→現在に至る

ハイパー疲れますなこれ……バスの時間もギリギリで走った……

レッスン無しでしっかり踊るとちゃんと脚壊しますな。

バレエのおかげで怪我が多い人生ですけど、両足の肉離れくらいならもう慣れましたし、足先はタコだらけで外反母趾が酷く、しょっちゅう血を流すために足先の皮は異様に固く厚くなっています。

同世代の女の子たちが裸足になったとき、そうかこれが普通の女の子の足なんだな、なんて綺麗で可愛らしいの!と幾度となく感動する今です。

自分の足を愛してはいますが、汚く見えるのはわかっていて、これも自分が真摯にバレエと向き合った結果なのだと誇らしい反面、やっぱり女の子らしい美しい足に羨望はありますね。

ツルッとした女の子の足先を見るたびに、あぁこの足先は自分には無いな、並べると恥ずかしいなと思うわけですよ。

コンプレックスなんざ数えたらキリがないほどあるし、いつだって誰かが羨ましい。

でもね、その足に至った自分の人生を鑑みると、やっぱりこれで良かったし、たかが足先で嫌うような人は血の滲んだトウシューズでぶん殴ってやりますよ。

トウシューズ、ポアントとかポワントとか言うんですけど、やっぱりバレエシューズとは全然違う作りで、厚手のサテンで滅多なことがない限り血なんて滲まないようにできてるんですよ、別に防止してるわけじゃないけどね。

それでも、外側に血が滲むまで踊り続けた自分の努力を鼻で嗤う人らに、あははそうですよね可愛くないですよねって言えるほど伊達に努力してないです。

ただ踊っているように見えて、恐ろしいほどたくさんのことを考えながら踊っている上、バレエにおいて美しいとされるものはすべて人間の道理に反しているわけです。

頭は後ろ肩は下げて肺と胃は開かず手を動かしてお腹と骨盤は止めて足は股関節から外側に開いて。ジャンプの着地も静かに、それでも高く飛ばなきゃいけないしましてや外足で、かつジャンプの瞬間に肩を上げるのは不可。一度でもやってみればわかります、不可能です(不可能です)。

でもその不可能を可能にして、なんの苦でもなさそうに踊る存在にきっと感動するお客様がいて。

なによりそのダメでダメでダメな踊りを見て注意して美しい方向に導いてくださる先生がいて。

支えられてるよねぇ。ほんと支えられてるわ。

バレエなんて二度とやるか!と思って何度も何度も何度もバレエの世界から離れてみても、結局なんか戻ってきてるんですよ。

苦しいし辛いし怪我はするし常に何処かが痛いし、それでもなんかね、踊ってしまうんですわ。

不思議なもんよね。
恐らく、バレエをやってる自分が自分の中で一番素直に愛せるからなんだろうなあ。

バレエの最中は余計なことを考えるとどこかの力が抜けるから一度たりともボーッとはできないし、バレエのことだけで頭がいっぱいで、その日あった嫌なこともそれまでに続いていた暗い想いも全部なくしてくれるから、そういう意味では救いでもあり。

なんじゃかんじゃやっぱダラダラ喋っちゃうよね、人生の半分以上をバレエに捧げてると思うと不思議な気持ちです。

何か一つでも、例えそれがくっついたり離れたりの距離感でも、自分の中に「継続している事実」があると強いかもしれないとか思ったり。

真面目でしょう?真面目だよねえ笑
ほんと笑っちゃうくらい真面目。

全部手癖で書いた文章、これが日記ってもんなのかもな〜なーーーーーんつって。

今日も仕事だ〜〜〜〜〜がんばらないぞ!


発表会前のバタバタを抜けたら私生活のほうでバタバタがやってくるので今年の始まりはバタバタ続きです、良い一年になりますように。

初詣で引いたおみくじは中吉で、内容は釘を刺される感じであんまり良くないものでした。

だからーーーおみくじの内容でちゃんと凹むって言ったでしょーーーー??年始くらいいい気持ちにさせてくれや!

と思いました。がんばりません。

良い夢を〜

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