あと1ヶ月

ルートインBCリーグの2021年レギュラーシーズン終了まであと1ヶ月を切っていました。

あっという間。本当に毎年思うけど、あっという間なんですよね。
NPBと比べると試合数も違うから、余計にそう感じてしまうのかもしれません。

東地区は9月14日の神奈川栃木戦(ダブルヘッダー)、中地区は12日の福島群馬戦と信濃新潟戦、西地区は12日の福井石川戦が現時点での最終戦となります。
(チームごとの最終戦はこちらをご覧ください)

ただ、8月に入ってから疫病や豪雨の関係で日程消化がどこまで可能になるか(8月16日現在で)若干怪しい状況になっています。たった半月でこんなことになるなんて思いもしなかった…。
プレーオフは9月18日から随時開始、つまりそれまでにレギュラーシーズンを終えないといけない…なかなかに厳しい状況です。

参考：2021年度ルートインBCリーグプレーオフ日程

昨季は疫病関連で開幕が大幅に遅れたので、そもそも野球ができる時間というのが余計に限られていました。
そのときと比べたら今季はまだやれている方なのかもしれません。
(今季は雨天中止があまりに多かった気がするけども…)

今季の各球団の選手たちは、悔いなくプレーできているのだろうか。
今のメンバーで野球ができるのは、今しかない。また来年も…が通用しない、覚悟を決めた選手もいる。
レギュラーシーズンはあと1ヶ月を切ったと書きましたが、残りの試合数で考えると、ざっくり計算でも十何試合しかないはず。
(※現時点での疫病や雨天での順延等は含めておりません)

選手たちにはとにかく、今のメンバーで最高な形でシーズンのラストを飾ってほしいと願うばかりです。
前述しましたが、疫病や豪雨の関係で日程消化がなかなかに厳しい状況になっているチームもいますので、できる範囲でベストを尽くしてほしいです。

「このチーム、このメンバーでプレーできて良かった」と心の底から思えるようなシーズンであってほしい。
ルートインBCリーグでプロ野球選手として闘えたことを誇りに思えるようなシーズンであってほしい。

綺麗事ばかり並べちゃっていますが、この1シーズンが彼ら選手たちの人生の1ページに刻まれるのですから、決して無駄にならないようになってほしいんですよね。
その1ページを僭越ながら物陰から見守っているファンとしたら、そう願わざるを得ないのです。

プレーオフに入れるチームは、まだもう少しだけ野球ができる時間が増えるかと思いますが、それは日程をやり切ってみないと分からない以上は、このレギュラーシーズンで悔いなくやらないと…と思います。

それは、ファンも同じです。

今のメンバー、今いる選手を全力で応援できる期間があとわずかになっています。
現地に行ける人であれば、しっかりと目に焼き付けてほしい。スマホでもデジカメでも良いので、プロ野球選手として生きている証を写真や動画に残してほしい。

現地は難しいかも…という方。現地で観れない辛さは私も何度か痛感していますが、そういうときこそ前を向いて、選手にエールを送ってほしい。
応援できる期間があとわずかということは「今のこのチーム・選手が好き」と言える期間も限られている訳でして。そういう「好き」はTwitterでもInstagramでも、何でも良いからしっかり叫んでおくべきかな、って思います。

あと少しでレギュラーシーズンが終わりを迎える。

だけど、選手によっては「これから！」という人もいるし「次のステップへ」という人もいる。
そして「最後に…」という人も。
レギュラーシーズンが終わった後、それが「終わり」になるか「始まり」になるか、どんな道を歩むかは選手次第。

その道が、どうか後悔のない世界であってほしいです。

あと、もう少しだけ、ファンも見守らせてください。

ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ