アボンリーへの道 #19
アボンリーへの道 #19 May the Best Man Win 二人の求婚者
あらすじ
アボンリーにオリビアの昔の恋人エドウィンがやってくる。
ヘティ伯母さんにひき裂かれた彼は別の人と結婚、
この彼女が死んだため、遺産の整理にきたのであった
オリビアは昔の恋人に会い
熱烈なアプローチに心を動かされるが、
実はエドウィンは人を騙すような悪い奴だった。
それをフェリックスから聞いたセーラは
少年と一緒にアボンリーの魔女のところへ行き、相談する。
魔女は惚れ薬を調合するが……
コメント
フェリックスが「婚約者が二人になった」
と騒ぐところは大笑いしました。このエピソードの見所ですね。
みんな基本的にいい人なんですが、財産があるエドウィンに対して、
かつては反対していたヘディンおばさんがコロッと変わる。
悩むオリビアに、伯母さんはジャスパーはダメと大反対です。
節操がないなと思いました。
しかし実際には、ジャスパーは、井戸に落ちた少年を命がけで助けたりして、
ガッツのあるところを見せつけます。
自分がプロポーズしたのを邪魔されても
他人を優先させてしまうジャスパー。
ちょっと吃音なのが欠点ですが、大した障害にはならないでしょう。
感動したのは、臆病だったジャスパーが、セーラの言葉で変わっていくところ。
ジャスパーはセーラが子供であろうとバカにしていないのです。
その一方でアボンリーの魔女は何を考えているのかさっぱりわかりません。
惚れ薬作ったりしてトラブルになることしか考えてないみたい。
その惚れ薬を飲むセーラもセーラだけど。
井戸に落ちた少年を助けたジャスパーと毒づくエドウィンの性格が対象的で、
人間、危機に遭った時に本性がわかるものだと実感されました。
一緒にドラマを鑑賞していた姑さんが、ジャスパーとオリビアが
仲良くなるシーンを見て満足そうでした。
ジャスパーは世界旅行するのが夢だって。
オリビアはアボンリーに愛着あると言ってたけど。
今後が心配です。