アボンリーへの道 #18
アボンリーへの道 #18 Old Quarrels, Old Love 昔の恋
あらすじ
プリンス・エドワード島のアボンリーに、有名な画家ロムニーがやってくる。
彼は、ヘティ伯母さんとかつて浮名を流したイケメンだが、
ヘティ伯母さんとはケンカして36年も口を利かなかった過去があった。
島へやってきたロムニーは、ヘティ伯母さんにアタックをかけまくる。
一方、オリビアは新米新聞記者そして張りきって原稿を
編集長のタイラーに渡すが、新聞に広告収入が入らなくなり、
新聞が出せないと知り、広告主に直談判をすることを決意する。
がしかし……
コメント
ヤル気まんまんのオリビアに対して、慎重派のヘティ伯母さん。
失敗をおそれては家に閉じこもっているばかりだ、というオリビアと
転ばぬ先の杖という感じのヘティ伯母さんの
口論がみもの。
その議論で激怒したオリビアが、広告主に直談判するわけですが、
結婚式でデイビーがいたずらしたため、
ヘティ伯母さんが罪をかぶることになり、
結婚式は台無し、広告主は口も利かない。
八方ふさがりのオリビアでした。
ヘティ伯母さん、責められて可哀想。
そんな迷惑を被ったせいか、
伯母さんはガンコさを捨てません。
昔恋人だったロムニーに対しても、
冷たい態度。
そのロムニーは、まだ30代といっても通用する
若々しいイケメン。
ヘティ伯母さんが70代にしか見えないので、
いくら昔の人が老けるのが早かったからって、
ちょい、盛りすぎではと……(滝汗)
ヘティ伯母さん、プライドを傷つけられて
いちどは心を開いても、
また腹を立てる。
ロムニーの所へ文句を言いに言ったら、
意外な展開。
ロムニーの病気って、パーキンソン病かしら。
神経系の病気だとか言ってたけど……。
ヘティ伯母さんには、みじめな姿を見られたくない、
ということで、ドクターの制止もきかず
旅立ってしまいました。
その後のヘティ伯母さんの胸中を考えると、
わたしも胸が痛みます。
ヘティ伯母さん。死は終わりじゃないよ。
と、慰めたくなりました。