アボンリーへの道 #07
アボンリーへの道 #07 Aunt Abigail's Beau アビゲールの求婚者
あらすじ
清潔好きのアビゲイルは、実は
フェリシティ姉弟の母方の妹、つまり叔母です。
アビゲイルは、フェリシティにセーラーを紹介され
フェリシティとともに、三人でピクルスを作っていました。
そこへ昔の婚約者マルクスが現れ熱烈に愛を告白します。
しかしアビゲイルとマルコムは住む世界が全く違っているのでした……
(コメント)
アビゲイルとマルコムの対照的な二人の性格が恋の障害となっています。
潔癖すぎるアビーは、雑でだらしないマルコムが許せませんが
マルコムは思い込んだら命がけ一押し二押し三に押し
押してダメでも押しまくる性格!
アビゲイルを宝石で飾り立てて
すっかりご満悦。
金を掘り当てた結果、にわか長者になったのが
すべての原因です。
7年も待たせておいて、来るなりプロポーズ。
アビーはとまどうばかりです。
わたしだったら、たたき出してやる(笑)
これがアピールには、暑苦しくてやりきれない。
勝手に、新居を決めたり、ベッドを買ってきたり、
押しつけがましい彼の態度にキレて
とうとう婚約を破棄してしまうのでした。
アビーが引いてしまう気持ちはよく分かります。
しかしマルコムは、そんなに悪い人じゃなさそうだし
多少のことは目をつぶっても、いいんじゃなかろうか。
今回の主役は老人ではなくオールドミスでした。
セーラーはマルコムとアビーの仲を取り持ったぐらいで
そんなに重要な役割は果たしていません。
むしろシルビアの夫アレックが
この話は重要な役割を果たしています。
アレックのやきもち、よくわかるもん。
マルコムのことを快く思っていなかった
アレックがマルコムの性格の良さに
心を開いていくところが見せてくれるな
と思いました。
アビーもマルコムと結婚を決意したし
今回もハッピーエンドでしたね。
このシリーズは暗いところがなくてとても気に入ってます。
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