手土産を渡す時、まさかあの言葉を言っていませんか?【暮らしのマナー 訪問編#5】
接遇コンサルタント・つや声トレーナー
向山明日香です。
前回、
手土産の渡し方やタイミングについて
お届けしました。
➡前回記事 手土産の渡し方
今回は
手土産をお渡しするとき
どんな「言葉」を添えてお渡しすると
感じが良いか、について。
①【よく聞くNGワード】
手土産やプレゼントをお渡しする時、
よく耳にするのが
自分のことを謙(へりくだ)り
「つまらないものですが・・・」
という言葉。
でもその言葉ですと、
「つまらないものを相手に渡した」
ということになってしまいます。
自分のことを謙遜してのこういう言葉は
日本人らしいと言えば日本人らしい・・・
でももらった方からすると
実はあまりいい気分にはなりません。
せっかく相手を思い選んだお品ですから、
その思いを言葉でも伝えましょう。
②【ひと言で印象アップの言葉例】
ではどのようば言葉を添えると良いか、
具体例をご紹介しましょう。
「お口に合うといいのですが・・・」
「お気に召すと嬉しいのですが・・・」
「○○がお好きと伺いましたので・・・」
「心ばかりですが・・・」
「評判のお菓子と聞きましたので・・・」
などです。
「○○さんにお似合いになると思ったので・・・」
「○○さんのイメージにピッタリだったので・・・」
という言葉も素敵ですよね。
③【渡す瞬間の第一印象を意識して】
お渡しするときはの意識できていますか?
差し出す前に必ず「相手の目を見る」こと。
そして、
お品をお渡しすると同時に
あなたの最高の「笑顔」も贈りましょう。
第一印象は一度きり。
やり直しはききません。
是非すべてに心を添えて
思いやりと品のある所作で
好印象を抱いてもらえる人になりましょう。