さぁ、ベトナム語をはじめよう!~超実践的なeラーニング編~
Xin chào!ベトナム語編集部です☆
前回の記事(↓)を読んでくださった方、ありがとうございました!
初学者にも分かりやすいと好評の『超実践的ベトナム語』シリーズですが、実は書籍だけでなくeラーニングもあるのです。
eラーニングの詳細はコチラから。
講師は『超実践的ベトナム語』シリーズの著者でもある富山篤先生とベトナム人講師のティエン先生。
前回は『超実践的ベトナム語』シリーズの書籍について富山先生にインタビューしてみたところ、先生のこだわりがたっぷり詰まっていることが分かりました。
これは…eラーニングについても先生に詳しい話を聞くしかない!
ということで、富山先生密着取材第2弾です。
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前回のおさらい
◇富山先生のプロフィール
eラーニング制作秘話
◇eラーニング制作のきっかけ
―書籍2冊だけにとどまらず、eラーニングまで!先生の熱意を感じますが、eラーニングを作ったきっかけって何ですか?
本で説明することの限界を感じていて、より多くの方に分かりやすく説明するには動画教材が最適と思ったからです。
NHKの語学講座が好きで英語、ドイツ語、韓国語などを過去に勉強したことがあるのですが、もしもベトナム語があったらどうなるかなぁと想像して脚本を書きました。
◇eラーニングのこだわり
―なるほど。eラーニングは「発音編」「文法編」「会話編」の3本立てですが、特に「発音」のレッスンが手厚いなって思います。ここには何か先生の思いがあるんですか?
本ではいろいろ工夫してみたものの、発音の説明は至難の業でした。百聞は一見に如かず、で動画教材のメリットが最も生かせるのが発音だと思ったのです。
ベトナム人の先生に習う重要性は重々分かっているのですが、ベトナム人の先生はどうしてもネイティブの発音を初心者に求めがちです。私自身、過去にそれで一番苦労しました。
私は日本人が発音しやすくて、通じる発音という目線で自分なりに発音のノウハウを確立しました。それを手厚く説明したかったのです。今回はベトナム人のアイ・ティエン先生と私の2人が発音する動画を見せて詳しい解説を付け加えました。音声のみの場合よりも格段にわかりやすくなったと感じています。
▼「発音編」学習動画サンプル
―「文法編」も結構量がありますが、やっぱり「文法は苦手~」っていう方も多いと思います。ここをしっかり乗り切るポイントってありますか?
順番に一つ一つやるのではなく、自分が必要だと思うところからやるといいと思います。理論として文法を覚えるのではなく、実際に使ってみてこそ、文法は役に立ちます。すべてを完ぺきに覚える必要はありません。苦手なところは飛ばしてもOKとして、必要なところを学び、どんどん実践してみてください。日本にいるベトナム人でもいいし、ネットでもベトナム人と簡単に会話できます。
▼「文法編」学習動画サンプル
―真面目な「文法編」から一転、「会話編」では会社の上司から観光客まで先生ご自身が熱演!なかなか大変な撮影だったと思いますが、一番記憶に残っているシーンはありますか?
タクシーやレストランなどでの現地の会話や、会社の同僚などとの会話に使える表現を私とベトナム人のロールプレイで学べるようにしました。寸劇とはいえ、役者になったつもりでそのシーンを脳に明確にイメージしていました。即席めんのフォーを作ってきていただき、パクチーまで付けていただき、撮影を忘れて美味しく頂いたのを覚えています。
▼「会話編」学習動画サンプル
◇空耳で覚えるベトナム単語
―書籍でご好評いただいた「空耳単語」「現地情報コラム」が動画になってパワーアップしました。特に動画版「空耳単語」は、すぐに忘れちゃう単語の意味が記憶に残る!でも、全部の単語を「空耳単語」式に覚えるわけにはいかないと思うんです。先生はどうやって語彙を増やしていますか?
遊び心を持って覚えにくい単語を記憶するようにしています。ベトナム語の単語には漢越語(中国語由来の単語)が多く、日本人にはとても理解しやすいです。私は、新しい単語を見つけたら漢字でどう書くのか、をネットや辞書で調べます。単語を芋づる式に覚える手法もお勧めです。日本語で言うと「大学」→「学生」→「生活」といったように、重なる漢字(言葉)をフックにして語彙を増やしていきます。
空耳単語を見つけるには、少し日本語っぽい音が聞こえたら、メモしておきます。それだけでもよいのですが、単語や文章をGoogle翻訳に入れて繰り返し聞きます。すると、「前後にこういう言葉があったら日本語の文章になるな」というイメージが湧いてきます。
―先生...無理を承知ですが、初公開の新「空耳単語」があれば、一つ教えてください!!
ba chân(ばあちゃん)=三脚、三本足
thứ gì đó(辻堂)=なにか(anything else)
―これはたしかに日本語に聞こえますね。二つもありがとうございます!
▼「空耳単語」学習動画サンプル
最後に
◇ベトナム語学習者へメッセージ
―最後に、ベトナム語学習者に向けて一言お願いします!
ベトナム語は難しくありません。諦めずに取り組めば、必ず習得できます。大切なことはどの地域(北部、中部、南部)の言語を習得したいのか、ベトナム語で何をしたいのか、を決めて、計画的かつ効率的に勉強することです。教材をたくさん買って1ページ目から順番に勉強するようなことはしないでください。
必要なところを学び、実践してみて、ダメだったら改良して再び実践する。
ベトナム語は難しい理論でもなく、教養でもありません。ベトナム人とコミュニケーションを取るためのツールにすぎません。ベトナム人は難しい日本語を一生懸命勉強し、マスターして、日本に来ている人が多いです。私たちも見習ってベトナム語を勉強し、ベトナムと日本の良好な関係作りを推進していきましょう。意志さえあれば必ず達成できますよ。
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とてもフレンドリーな富山先生。今回もたくさんの質問に快く答えていただきました。Twitterではさらなる空耳ベトナム語を見れるかも!?ぜひチェックしてみてください!
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お申込みはこちらから
今回ご紹介した超実践的ベトナム語入門eラーニングは書籍『超実践的ベトナム語入門』と『超実践的ベトナム語基本フレーズ』の内容をもとにしたもので、初心者でも簡単な会話ができるまで学べる、36レッスンの動画と小テストで構成されています。3カ月コースと6カ月コースが選べます。企業研修の講座としても、個人学習用としてもお使いになれます。下記よりお申込みください。
また、『超実践的』シリーズ書籍はAmazonやRakutenブックス、お近くの書店にてお買い求めいただけます。
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