タコのできる足の動き
タコはなぜできるの
2012年7月29日にテレビの番組で紹介された「タコやウオノメ」の話を参考に引用した記事を掲載します
多くの専門家は歩き方の癖を原因にしますが、癖ってなにと考えたことはありませんか?
歩き方の癖とは?
癖という言葉で理解できますか?
『癖』とは、普通でない仕方を繰り返して、ついた習慣と言われています。つまり普通ではない事です。この癖を治すにはどうすればよいか相談されたことはありますか?
多くの専門家は歩き方の癖を治しましょうと言いますが、どんな習慣が悪くてそれをどう直したらよいか言いません
不思議だと思いませんか
その癖が生み出すタコ
様々なところに硬さの異なったタコがあります
事例として写真を紹介します
足のタコを削ってもらって2日目に見せていただいた足ですが、矢印で挟まれているあたりに出来たタコは硬くて広い範囲に出来ていたようですが、踵のタコは大きく深いタコだったように見えます
カラダからの警告サイン
タコは足にかかる体重の負荷が偏ったところに力がかかりそこを擦るような動きをするので、足を守るために防御反応として皮膚が硬化してきます
カラダが足の状態が悪くなってると警告を発しているサインです
警告を無視しているとどんなことが起きる
突然変わるということはないが、ゆっくり時間をかけて痛みを溜め、関連する筋肉に緊張を残して足裏が痛くなる、痛くて歩けなくなる、ふくらはぎが疲れやすくなる、腰が痛くなりやすい、腰から背中にかけていつもおもだるい疲れがあり抜けない、首が重くなるなどなど様々なことが起こり治療を受けようと試みるが多くの人は『癖』原因とは思えないために不具合のある所を集中的に治療を受けることを繰り返すようだが、これらはカラダが異常を知らせる警報と思ってください。警告を素直に聞き警告の原因になるところ調べると解決方法は簡単にわかります
癖の原因はなに?
原因は足の骨格構造の崩れです
「足には3つのアーチがります」という有名な言葉ですがそのアーチのバランスが崩れていると体重が上手く足首から踵ーつま先へと分散されず母趾周辺に偏ったりします
そうするとカラダはこの足の崩れを支えるように補うように足首を捻って踵の動きを変えてゆきます
この動きで足の前側に内側ら外へと力がかかり足裏が靴の中で小さく滑ります
足のサイズにピタリの靴を履けばよいと言われる方も多いですが、そんな靴の中でも足は小さく滑りながら動きます
重要なポイントですが、『足は動くのです』
足の動きに注目
カラダを支えるために足は常にバランスが崩れないように自然に動いている
小さな動きだが、常にバランスを取っている
次に紹介する動画のつま先の動きに注目してください
この動きは、筋力で変える事は困難だが足もとのバランスを整えると自然に変わります
改善の方法
改善の方法は足の本来の機能的なバランスに戻るようにアーチを作る筋肉の緊張を緩めバランス良くすることでOKです
動画では改善前とその直後の状態が見えますが、バランスの改善に費やした時間は6分でした
しかし、この整えた足は個人差があるが10日もすれば元に戻りますので大切なのは、この整えた足がサポートできるインソールがあれば日常生活の中で筋肉の使い方が自然に変わり癖がなくなってゆきます
改善を早めるためにはストレッチがあります
インソールの役割とストレッチ
インソールで足は治せませんが出来ることは、バランスを本来の状態に整えたそのバランスが崩れないように踵と中足骨のバランスを維持することですが、改善を進めるために必要なことは必要な足の筋肉をゆっくり伸ばして筋肉を柔軟活性化することです
個人差はありますがそれぞれの持つカラダの力で足は本来の状態に戻ってきます
とても大切なこと
自分が思う大切なことは、「タコを治すのではなく足のバランス治すこと」です。「タコはできるが痛くないので気にしていない」と言われる方もおられますが、貴方のカラダから警告信号が発信されています
とにかくまずは足のバランスを整えてくださいそれから考えましょう