外反母趾の動きが股関節を傷める
股関節の痛みで耐えられなくて病院に行くと変形性股関節と診断を受けたが、関節の状態は良くないのでこれ以上無理をするのはやめた方が良いと人工股間置換手術を受けた
手術は、思っていたより楽で術後も1週間程度でリハビリを開始し手術後2週間で退院になった
人工股関節にしたからこれまでいつも辛かった痛みは無く楽になった
手術は片方のお尻の下あたりを少し切除したために左右のバランスが悪くなった
リハビリの先生は股関節周辺の筋肉を鍛えて強くしなければならないと週に3日の通院をしてリハビリ治療を受けているが・・・・最近は股関節周辺の筋肉の痛みと腰に疲れがたまるようになり背中から首辺りに筋肉が緊張して背中が重い
色々な治療院にも行ってみたがあまり変わらない
カイロでは1回の治療で8千円かかるがあまり良くなった気がしないが他にどこに行っても変わらないし、リハビリでは筋トレの指導ばかりになってきた
もうすぐ高齢者(現在64歳女性)
このままはではなく残された人生を楽しみたいと言われる
いろいろ話を伺っていたが、どの専門家の診療には足もとの確認がなされていないようだったので、足もとから確認することにした
姿勢の確認
姿勢は少し膝裏が伸びず背中が伸びない
肩は少し巻き込むようになり胃袋を包むような立ち方になっていた
(後半で姿勢改善前と後の写真を投稿します)
足は外反母趾
あまり足の動きとそれによって体が受ける負担が語られていないのが現実ですが足もとは良くなると背中は楽になります
足もとが安定すると股関節に掛かる負荷が偏らなくなるために腰周辺も股関節周辺筋肉も楽になります
右足は踵に上手く体重が乗らなくて足首は内側に沈む動きで母趾球が使えず体を支えるためにつま先でしっかり踏ん張らないと立てない
その状態が足に現れている第一中足骨と第二中足骨の間にある筋肉が硬くなって押されるだけで痛い
これは体重を乗せて第一中足骨が沈み中足骨の間の筋肉を酷使している疲れが残っていると思われる
この動きが膝裏、股関節周辺に偏った負荷を掛けて股関節周辺、腰辺りが疲れ易いようだ
左足は右足に比べ少し踵のバランスが良く白いマークの辺りの痛みは同程度にあるが母趾からの趾の違和感が少ない
しかし左足も外反母趾の動きをしている
足もとのバランスを整えなおしてみた
足もとのバランスが良くなるとこれまで緊張していた足裏から股関節周辺の筋肉の緊張の偏りがよくなり、背中が楽になり肩の筋肉(僧帽筋)の疲れが消えてきたようだ
姿勢の変化
足もとが整うと小さな変化が自然に表れてくる
・膝裏が伸びて脚腰の線がきれいに見える
・腰のバランスがきれいになて立姿勢の腰回りがすっきり見える
・腰が落ち着くと背中と腹回りがすっきり見える
・腰が落ち着くと胸郭がすっきりして本来の位置に戻ってくるので背中と胸がすっきりしているように見える
・背中がすっきりして見えるようになると背中の筋肉を引き下ろすように緊張した筋肉が緩やかに戻り始める
こんな動きが自然に起こり奇麗な背中、奇麗な姿勢になります
改善状態の維持に必要な事
この様に良くなると当初の足裏も変わり体重を受けて差焦る時の筋肉の動きが変わるために足裏の状態が変わる
この変わった足の型を採り良くなった趾が崩れるのを防ぐ機能を組み込んだインソールで足もとを良い状態に維持するとともに可能な限り毎日ストレッチ(座ストレッチ)
アスケルでお伝えしてるのは「座ストレッチ」座ったままで無理なく出来る効果の高いストレッチです
一人でできるストレッチ
様々な姿勢改善の指導方法委があるようですが、その人のカラダの持つ自然の反応を活かしたストレッチはとても効果があります
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