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腰痛の原因はここ!


6年間痛みを感じることがなくそれが普通と思って過ごしていた
ところが昨年末辺りからなんとなく腰辺りのなんとなく突っ掛かりを感じるようになってきた
静かにしていたら次第に良くなるだろうと思っていたら1月1日から腰が痛くなり腰を曲げることができなくなった(御本人と同伴のご家族の話)

温めてみてもあまり変わらないこんな痛みを経験したことがなくて母と相談してアスケルに行こうと決めて電話で検診の予約を入れた
ダメもとで電話をしたら運よく繋がり予約をとり休日予定の1月5日の午後訪問することになった

愛知県から日帰りの予定で来店された

来店と同時に痛みの状況を伺うと足もとのバランスの崩れから膝関節裏側の筋肉の緊張と太もも裏から腰裏につながる筋肉の緊張から腰周辺の筋肉が硬くなっているように思われた

腰を曲げることができず一生懸命曲げようとしてもすこ腰斜めになる程度までしかできずそこれ以上は痛くて曲げることができない


頑張って曲げてもここまでしかゆかない

まずは『土台から確認』


軽く押しただけでここが痛くて驚いた


母趾と第二趾の間の付け根を押すと
驚くような痛みがあった
『あぁっ 痛いです!』
母趾で体のバランスを維持するために疲労が溜まっていたみたいで驚いたようだ


説明の便宜上言葉を作ってみた

趾間 (趾と趾の付け根付近)



『1−2趾間:第一趾と第二趾の間の付け根の小さな筋肉群』


1−2趾間


『3−4趾間:第3趾と第四趾の間の付け根の小さな筋肉群』

3−4趾間


これでゆくと
驚いた痛みは1−2趾間の痛みです


踵の動き

踵が体重をっすぐに受け取れなくなると踵をより安定した状態の維持するために足の様々な筋肉が使われその為の疲労により足から膝にかけての筋肉が緊張して動きに柔軟性を失う
それにより関連する付近の筋肉に疲労性の痛みが生じる
これを時として足を知らない人が、骨盤のせいにしたり太ももの筋肉のトレーニングのせいにしたりしているようだがそれは記憶違いの説明と思われる
本当に足の機能と動きを理解してほしい


説明を続けると

踵を見ると過回内の動きをする状態で踵にうまく体重が乗らずそのせいで足裏から膝裏につながる筋肉の緊張がうかがえた

早速「長母趾屈筋、長趾屈筋の緊張」を緩めて後脛骨筋の緊張を緩めた
膝裏から腰裏につながる筋肉の緊張が次第に自力で緩んでくるので来店時の筋緊張が緩やかになってきた
これで立ち座りが見違えるように改善され歩きやすくなった


トリートメント


右下腿を真横に切った断面図

治療家によって理屈は様々のようだが
フィンランドの整形外科で理学療法施術を学んだトリートメント方法として、アスケルでは趾間の痛みの改善はゆっくり優しく長母趾屈筋、と長趾屈筋の緊張を緩めると改善される
時間は状況の悪さによって異なるが通常おおよそ3分程度です

あとは毎日の1分ストレッチを続けていれば数日で全く問題を感じないくらいになると思うので無理せずストレッチを毎日1分続けてください


先ほど昨日同伴で来店された方より
『今日は腰の痛みは無くなっています』
と報告の電話を頂きました



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