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誤解から生じるトラブル
足の構造は複雑で骨を守り動かし支える筋肉の数が多すぎてバランスを支えるのが難しく多くの専門家が小さな誤解から生み起こすトラブルから解決のできない負のスパイラルに陥りやすいと言われる
特にバレエ、ダンスなどの足を酷使する競技はちょっとした足元のバランスの狂いから痛みが出る動きに陥りやすく、それを筋力で防ぎ支えようとしているうちに後戻りが難しくなる状態まで進んでしまい競技そのものを諦めなければならなくことも少なくないと聞く
なまじっか病名が分かりそうな症状があると細かく調べる事なくすぐに治そうとするあまり慌てて間違った方法で治療をすることになるようだ
恐怖の審判
頑張って様々な治療を行っているうちに思わしい改善が進まなくなると恐怖の言葉が現れる『暫く痛みの出ない足の使い方をしてください』そして「様子を見ながら経過観察」となる
厄介なのは、足の趾の先や趾の付け根付近に生じる痛みやしびれは「モートン病」と簡単に判断されることが多いようで実際にはその場合は注射や電気治療や骨盤周辺の治療ではなく足元のバランスを司る筋肉の偏った緊張による筋肉の緊張から誘い出される痛みを引き起こす足の動きだと言われているが足の事を理解できていない専門家はそのバランスの調整方法をご存じないようだ
代表的な厄介な病気
足の病気には厄介なものが多く足底腱膜炎、踵骨棘などは大学病院の先生も厄介なんですよと言われる(当方を利用される国立大学の医学部の教授談)
他にも手術で失敗しやすいと言われるモートン神経種
以前相談に来られた方は整形外科で受けた手術で神経の先端処理が上手くできなくて再手術をしなければならなくなった方がいます
そんな厄介の病気も状態によっては比較的短い時間で改善が進むものがあります
まずはモートン神経種の紹介記事を下記に添付しますので参考にご覧ください
多くの専門家は足の前側にある横アーチ(前足横アーチ)が崩れれていると言われその改善には中足骨をサポートする中足骨サポートパッドが良いと言われる
しかし、中足骨だけを押し上げても足の骨の構造上は足首近くにある横のアーチがしっかり安定しないと中足骨の足首近くの関節周辺のバランスが狂い始める
もっと足の動きを理解していただければよくなると思います
モートン病の痛み
しかし不思議なのはつま先の痛み、しびれもモートン病になってしまう専門家の判断はちょいと信じがたい
イギリスで病院に通い治療を受けていた治りにくい足も治りました
治し方は日本も英国もドイツもスウェーデンもフィンランドも同じでした
8年のモートン病とお別れ
バレエは足を酷使する代表
バレエの練習中に足の趾に痛みが出すようになった病院はモートン病というが特に治療はない整骨院に行くと電気治療器で腰の周辺と足を治療してくれる
しかし痛みは趾先なんだがぁと相談に来店された方
この方の場合は足もとが不安定で歩くときに地面を力いっぱい掴むようにして歩いているためにつま先が硬くなって痛いようだ
足のバランスを整えると踵にい上手く体重が自然に乗るようになり次第に痛みが軽くなってきた
これはモートン病ではないと思える
痛みの出ない足のバランスに変ると姿勢が良くなりカラダのバランスが変わり奇麗な立ち姿勢ができるようになった
時として間違った指導が混在する
足を使う競技、見た目をきれいするために筋力を培い姿勢をただ出す筋肉に力をつけ、立ち方を教えるようだがその根底に流れている誤解は「根性」と「やる気」と「訓練」だそうだが、なぜ足元のバランスを見ようとしないか分からない
姿勢が悪いのは訓練が足らない・・・それって本当にそうだろうか?
足のアーチの内側のくるぶしより少し前の骨が痛い(有痛性外脛骨)・・・・・これってただし立つ足の使い方が下手だから、練習不足で痛みの出ない立ち方ができないって本当ですか?
練習中にアキレスけん炎になった・・・・・・脚の使い方を間違っているって本当にそう思いますか?
こんなトラブルに出会うとそんな指導者から学ぶスポーツは過酷すぎると思う
なぜ指導者が足を大切にしないのだろうか?
足を支えるインソールをご存じですか
インソールは15年前にはネット上には日本には5か所しかなかった
そのうちの一か所はアスケル東京で、足のバランスの狂いを整え治してその足を支えるインソールを作るところとして紹介していました
それから現在に至るまで足元のバランス整えて作ると言うところを見たことがありません
インソールを作る前に足を整えて痛みが軽くなるあるいいは一時的にも出なくなる足をもとにそのよくなった足の崩れを防ぐようなインソールを作ると足の改善はスピードアップする
いろいろな考え方がありインソールの作り方も様々のようなのでここではバレリーナの足を注目して当方に来店されトゥシューズ用のインソールを作られた方々の事例を紹介します
トゥシューズ用インソールの事例紹介
バレエ・トゥシューズ用インソール
トウシューズ用インソール
アキレス腱炎でした立てる様になりました
スポーツ医師よりのアドバイス
つま先の痛みを「モートン病」と表現するには医師としてそれなりの考えがあっての事なので、そこを理解してほしいとのご意見を頂いた
先生は時々ブログを参照くださり患者さんに様々な改善事例もあることを紹介してくださっているそうでご本人に曰く「隠れファン」と言われる
その方からのアドバイスは以下のようです
モートン病と呼ぶ理由
多くの患者はとにかく病名を知りたがる、特別な治療が無くても病名を求める、病名を知ってもどうしようもなくても・・・・かといって知ったから何か自分でするわけではなく近くの治療院に行って『XXX先生がモートン』と言ったが特に治療が無いと話をする
困ることはその病名で勝手に判断して自己治療を試みてより悪くなることが少なくない
病名がはっきりするほどの病気であれば必ず治療をするが多くは足の使い方の悪さ、足に合わない靴をはいて足を痛めているケースがほとんどだが、そこを指摘してもまず聞く耳を持たない
今の痛みの出る症状ではすぐにモートン神経種にはならないがモートン神経種になる前の状態まで悪くなっているので注意を喚起する意味で気をつけなさいよっという気持ちを込めて「モートンです」と診断してる
難しいのは担当医が患者にフットセラピーや足の治療院などの民間治療所をを紹介することが出来ないのでそれとなく注意と状況によってはなんとなくヒントを与えている
アンテナの感度がいい人には解ると思うが感度のよくない人にはあまり話をすると新たなトラブルが起きかねない
そんなことでこれ以上悪くなってゆかないように注意を喚起する気持ちで「モートンです」と言っています
難しいところです、レントゲン検査、MRI検査血液検査などでワイルいところは見つからない状態は病気ではなく筋肉の使い方が狂ってそれによる痛みが出ているだけだそうです
是非、かかりつけの医者、専門医との面談で痛みの出る場所そのタイミングなどを素直に説明して相談をしてみるとよさそうです