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スタートアップ共同創業者の見つけ方 〈4〉|共同創業者とうまくやっていくには

「共同創業者」に関する本シリーズでは

  1. なぜ共同創業者が必要なのか

  2. いつ共同創業者を迎えるべきか

  3. どこで共同創業者を見つけるべきか

  4. 共同創業者とうまくやっていくには

について解説します。
最終回は、「どう共同創業者とうまくやっていくか」についてです。

本シリーズの内容は、以前他のシリーズでもご紹介したY Combinatorのハージ・タガー氏の解説動画を元にしてご紹介していきます。


4. 共同創業者とうまくやっていくには

共同創業者関係がうまくいかない理由

  1. 共同創業者間のリスペクトが失われるケースが最も多いです。
    例えば、1人がセールス、もう1人がプロダクト開発に責任を持っている場合、セールス担当が「技術担当がもっと速く開発すべきだ」と感じたり、技術担当が「セールス担当がもっと売るべきだ」と感じたりすることがあります。

    お互いの仕事に対するリスペクトが欠けると、関係が破綻することが多いです。

  2. 両方の共同創業者がCEOになりたがる場合も問題です。
    CEOという役職は象徴的な意味を持ち、「最終的な決定を下す権限を持つ人」を意味します。そのため、CEOのポジションを巡って対立が生じると、会社の方向性が揺らぎます。

  3. 働き方や仕事に対する期待値の違いも大きな問題です。
    スタートアップは非常にハードで、全力を尽くさなければならないのに、一方の創業者が「ワークライフバランス」を重視し、もう一方が「24時間全力投球」を求めると、関係が非常にストレスフルになります。


共同創業者関係の破綻を防ぐためのアドバイス

  • 対立を避けず、問題があれば早めに話し合うことが大切です。
    難しい会話を先延ばしにすると、徐々にプレッシャーが蓄積され、最終的には感情的な爆発を引き起こす可能性があります。

  • 定期的な1on1ミーティングを設定しましょう。
    例えば月に一度、飲み物でも飲みながら話す時間を設けることで、お互いの状況を確認し、関係の調整が可能になります。これにより、小さな問題が大きな対立に発展するのを防ぐことができます。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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