最近、仕事が楽しい理由
由香が前回、まとめてくれたみたいに3ヶ月で私たちは途方もない距離を進んできちゃったみたいだね。本当に毎日、すごい楽しくて、もっとやりたいことがいっぱいあってワクワクしながら過ごしてる。
私が神様のようにずっと崇めているオザケンが、先日インスタとTwitterで「今夜はブギーバック」についての文章をアップしていたの。
その内容は一部を切り取らないで全部読んでってオザケンも言っているから、由香も興味があったら読んでみてほしいんだけど、その中にブギーバックができた頃のオザケンとスチャダラの関係性が書いてあって。
ブギーバックができた直後くらいから、オザケンと、スチャダラのアニとシンコ兄弟は同じマンションの上下階に住んでいたらしいんだけど、友達と一緒に何かを作っていくときの楽しさみたいなのって今私が由香といろいろ作ってるのも同じだなって思ったよ。
フラットな関係で、お互いにそれいいね!、じゃあここはこうしたらいいんじゃない?って言い合いながら作れることってすごくポジティブで、上の人の意向とか全くなくて、忖度して空気読んで妥協するとかもなくて、由香がいいと思うもの×私のいいと思うものだけで全てが進んでいく感じ。
(オザケンとスチャダラは上下階に住んでいたからこそ、クリエイティブ作業が進んだんだろうけど)私たちはLINEとCanvaとiPadとGoogleがあれば、いつでもお互いのイメージややりたいことを共有してアップデートしながらサクサク進んでいけて、このサクサク感がとても気持ちいい感じがある。
今まで仕事でストレスに感じていたことって、やりたいのにやれないこと、やりたくないことなのにやらなきゃいけないこと、時間や場所の制約があることの三つが大きかったのかも。
「やりたいのにやれないこと」というのは、大きな組織に属して(関わって)働いているとけっこうこれに陥る気がする。
いいアイディアだなって思うことがあっても、まずプレゼンが必要で、関わる人のうちの(特に上司など上の人)1人でも重箱の隅をつつくみたいに反対すると通らなくて、そうこうしている間にアイディアも古くなっていっちゃったりする。新しい何かをやってみたい!っていうのが、社内調整とかに追われて、なかなか進まないイメージ。
「やりたくないことなのにやらなきゃいけない」というのは、好きな仕事の中に挟み込まれる自分の苦手な作業のこと。私は新卒から雑誌の編集者になれて、仕事の大枠はすごい大好きなんだけど、知らない人と電話で話すのがあまり好きじゃないから、電話で取材のアポを取ったりするのは嫌いだった。でもやらないといけない(とされている)から、会社だとやっていた。
「時間と場所の制約」は、今だとかなりの会社がリモートワークに切り替えていて、ちょっと前よりだいぶ良くなったけど、朝何時出社で何時まではその場所に絶対にいなくてはいけないって息が詰まりそうだよね。編集者は直行直帰とかがけっこう自由にできたから、それは良かったけど。
フリーランスになってから家で仕事するのが当たり前になったけど、家だからサボったりするわけじゃ全然なくて(むしろ、家だと終わりの時間を作らないと際限なく仕事してしまったりする)。ただ、自分の好きなものがある空間で、好きな音楽を聴きながら仕事をする方が気持ちが良かったりするし。
由香とやっているお砂糖ひとさじの仕事は、そういうのが全部クリアになっているの!やりたいことがあったときには、由香に話したら「いいね、やってみよう」とまずはなるし、お互い嫌いな仕事はやらないって決めたし(笑)、時間と場所の代わりにLINEやGoogleやiPadのクラウドが共有できているし。
その中でも特にやりたいことをどんどん「じゃあやってみよう!」って言える状況なのが幸せなんじゃないかな、と思ってるよ。
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〈かつて女の子だったすべての女性の日常にお砂糖ひとさじを〉#お砂糖ひとさじ
Instagram:@osatouhitosaji
「お砂糖ひとさじ」は編集者である千田あすかと堂坂由香のクリエイティブユニット。
インスタグラムではひとさじのお砂糖のような、普通の日がちょっとワクワクする内容をお届けします
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