私は前回このnoteを書いたのだが、敢えてフェミニストとツイフェミを分けて書いた。というのは、フェミニストの中にもいろいろと分類がされて複雑に入り乱れているからだ。ここで、フェミニズムの定義についておさらいしてみようと思う。
フェミニズムとは
ここから分かるように、フェミニズムは女性にとっての社会運動である。ということは、女性が社会運動を起こせば全てフェミニズムとなるのだろうか。もう少し詳しく見てみよう。
そして、フェミニズムの矛盾点として、
を挙げている。このような矛盾が生まれるのはなぜか。
そう。フェミニズムは女性にとって快適なことを目指す思想であるから、むしろ矛盾していて当然なのだ。
また、フェミニズムは一人一派だから、フェミニズムの中での考え方が対立するのは当然だ。ただ一つ言えることは、フェミニズムとは、
であるということだけである。
フェミニズムの歴史と分類
フェミニズムが女性にとって快適な環境を目指す思想であると一口に言っても、その種類は様々だ。そこで、フェミニズムの歴史と分類を詳しく見ていきたい。
フェミニズムには四つの波があると言われている。まずはその四つの波について。
第一波フェミニズムでは、男女間で不均衡が生じている法律を是正しようという動きが中心であった。このような動きはリベラルフェミニズムと呼ばれる。
第一波フェミニズムでは法律改正のための運動であるのに対し、第二波フェミニズムでは私的な領域も是正しようとする。このような動きはラディカルフェミニズムと呼ばれる。また、女性たちをしばりつけるのは「家父長制か資本主義か」、それとも「家父長制と資本主義か」を論点に、ラディカルフェミニズムから派生してマルクス主義フェミニズムというものも生まれた。
第二波フェミニズムでは「女性らしさ」を否定していたのに対し、第三波フェミニズムでは「女性らしさ」も個人の自由であるとする動きだ。第三波フェミニズムはポストフェミニズムとは分けて表現される。
ポストフェミニズムについての説明もしよう。
制度的にも実質的にも女性差別というものはもはや存在しないため、フェミニズムはもう不要である、ということだ。
こちらの記事はポストフェミニズムをよく表しているだろう。
ポストフェミニズムでは、従来の性別二元論(性別は男と女の二種類である)や性的役割(男は働き女は家事をする)にとらわれず、フェミニズムの次の段階へ進んでいる。
ポストフェミニズムでは性別による差別はないとしているのに対し、第三波フェミニズムは、頻発するセクハラ事件等を例に挙げ、未だに性別による差別は残っていると主張する。こうして生まれたのが第四波フェミニズムである。
いわゆるツイフェミと呼ばれる人々はこの第四波フェミニズムの運動を行っているといえる。
複雑化するフェミニズム
だが、フェミニズムはさらに複雑化している。
お恥ずかしながら、私自身フェミニズムの分類は完全に分かっていたわけではなかった。フェミニズムの分類についてはフェミニスト自身もよく分かっていないことが多い。
ここで、分かりやすい診断を紹介しよう。
リベラルフェミニストはあくまで法律に関してのみ改正しようとしているため、このような場面では個人の選択を重視する。一方でラディカルフェミニストは個人の選択にも介入するため、このような場面でもジェンダーロールを押し付けられることを嫌う。
そして、フェミニズムの概念はさらに複雑化している。というのも、「真のフェミニズム」というものが出現したからだ。
これらのnoteは、フェミニストのやり方には賛同できないが、フェミニズム自体には賛成という考え方だ。
こちらのツイートにも、普段はツイフェミを批判している人々が「本来の意味でのフェミニズム」を称賛しているのが窺えるだろう。
私はこれに異論を唱えたい。
こちらのツリーでは、フェミニズムの恐ろしさについての説明がされている。
こちらのnoteで女性の中絶の権利等をフェミニストが訴えた、とある。が、その実態は恐ろしいものだ。
フェミニストは女性の権利すらも考えていない。それどころか女性の権利向上を政治利用までしたのだ。さらに、中絶の権利の問題に関してもフェミニストはとんでもないことをしている。
そのPPFAは、動画の中で胎児の臓器密輸について語っている。
フェミニストの横暴はまだ終わらない。
フェミニストによって尊厳を奪われた人々がどれほどいるだろうか。彼女らの横暴はこれだけではない。
これは、フェミニストが自説を強化するために一人の少年やその家族の尊厳を奪った話だ。
noteで紹介されている「ブレンダと呼ばれた少年」という著書である。
この兄が、ブレンダという女性名を名乗らされたのだ。
そして、ジョン・マネーはこの哀れな兄弟にある実験を行う。
このような残酷な実験をさせられ、兄は一度男性に戻ったものの、兄弟二人とも自殺してしまう。
これほどひどい所業が許されていいものか。これらは全てフェミニストが自分らの利益のために行ったことだ。
こちらもひどいものだ。
noteの著者、魔色さんの憎悪が伝わってくる文章だ。これだけでも何となく内容が分かるほどである。要はエマ・ワトソンというフェミニストの推薦する小説が男性を殺しまくるという胸糞の悪い話だ。
フェミニストの横暴はまだまだある。
こちらで紹介されているのは、強制異性愛社会という概念だ。これについての説明がnoteでされている。
つまりまとめると、「女はレズなのが自然である」ということだ。そしてこの考え方はある意味では正しい。
これは一体何を意味するか。
これはまさに、「差別反対(を実際に掲げているかは置いておくとして)」のフェミニストによる差別だ。
真フェミ教徒の誤解
「真のフェミニズム」を信じる人は基本的に女性に優しい。故にフェミニズムの恐ろしさを知らないままフェミニズムそのものに賛同する。
過激な活動をしているフェミニストも、リベラルなフェミニストも同じフェミニストだ。どちらが真のフェミニストでどちらが偽のフェミニストということはない。
また、フェミニズムは男女平等主義でもない。
こちらのnoteで紹介されているのは、フェミニズムが進んだ社会である、モソ社会だ。
ここで紹介されている著書はこちらだ。
モソ社会での「家母長制」は、このようなものだ。
これは、フェミニストが散々忌み嫌っている家父長制の男女逆バージョンだ。これのどこが男女平等だろうか。フェミニストが目指しているのは男女平等社会ではなく女尊男卑社会だ。
こちらのnoteでは、フェミニストとアンチフェミニストの和解を考えているが……。
甘い。フェミニストとアンチフェミニストが和解できることはない。なぜならフェミニストはクレーマーであるというだけでなく、残酷な差別主義者であるからだ。
リベラルフェミニズムならましでは?
先ほどから述べてきたフェミニストは確かにラディカルフェミニストといえるだろう。ではリベラルフェミニストであればいいのではないか。こういった声が聞こえてきそうだ。
この記事でも、
と、フェミニストの過激な行動には反対しているものの、
このように、「本来のフェミニズム」とされるリベラルフェミニズムには賛成している。
だが、リベラルフェミニズムも容認してはならない。
リベラルフェミニズムでは法改正を行う。そのため、女性の権利抑圧が是正されて男女平等になると考える人もいるだろう。だが、実際には違う。
女性の権利が拡大されたからといって女性が責任を果たすわけではない。
もっと女性の無責任さを表しているものを紹介しよう。
フェミニストはこのように無責任なのである。良いフェミニスト、まともなフェミニスト、ましなフェミニストというものは存在しない。
今こそ敵を見定めるべき
「真のフェミニズム」、「良いフェミニズム」などというものは存在しない。
「真のフェミニズムはいいもの」「まともなフェミニスト」「ツイフェミとフェミニストは違う」
これらを信じる者たち、騙されてはいけない。敵はフェミニストだ。彼らと和解できる、などということも考えてはならない。彼らに和解する気はさらさらないからだ。
フェミニストとの対話はほぼ不可能だ。ではどうすれば良いか。
フェミニストには正攻法で戦っても意味がない。そもそも向こうが手段を選ばず攻撃してくるのだ。こちらもそれなりには手段を選ばない戦い方にしなければ先に殺されるのはこちらだ。
また、男女平等を目指すという理由からフェミニスト(もしくは真のフェミニスト)を名乗るのはやめよう。何度も言うがフェミニズムは男女平等主義ではない。
はたまた、男女平等主義で良いではないか。
とにもかくにも、フェミニズムは害悪である。フェミニズムは絶対に許してはならない。
フェミニズムから国民を守る党党首である魔色さんに続いて、私も入党したいと思う。
賛同して頂ける方は是非ご一緒にご唱和願いたい。
フェミニズムをぶっ壊す!!!