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シンガポールでSTAY@HOME 2月28日(日)通算328日目 フェーズ3の63日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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2月28日(日)通算328日目 フェーズ3の63日目

 シンガポールの様々な店に入る際には、QRコードを読み取ることが求められる。退店する時にも、同じことが必要だ。一重に人々の接触を確認するためなのだが、店を出た際の方を高確率で忘れてしまう。欲しかった物を手にしたことに満足していたり、荷物が増えたことにばかり意識がいってしまったりして、そのまま歩き始めるからだ。大体は途中で気付くため、問題はない。ただ、これをすっかり忘れてしまうと、後々かなり大きな問題に発展することがあるようだ。

 仮にある店に、1時に入ったとする。そして、5分後に先ほど説明した手順を踏まずに店を後にしたとしよう。その後、感染が疑われる人がその10分後である1時15分に来店。この場合、実際には店で接触していないにも拘わらず、退店の動作が取られていないせいで店内に居たことになり、接触者として数えられてしまうのだ。因みに退店の手順を怠った場合、12時間その店に居る扱いになるらしい。

 このQRコードを読み込むのと似たような働きをする、Trace Togetherというトークンが存在する。こちらを使って店に入った場合、退店の動作は求められない。そのため、上記のような問題はスマホを使った時のみに発生するようだ。幸いにして今の所、退店のスキャン忘れによって、政府から連絡が届いたことはない。しかし、不必要な2週間の隔離生活を回避するためにも、これを軽んじることは大変危ないようだ。

参考文献
Team SafeEntry「How are the matches determined?」(2021年2月28日16時7分閲覧)
https://support.safeentry.gov.sg/hc/en-us/articles/900001805663-How-are-the-matches-determined-

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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