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シンガポールでSTAY@HOME 1月30日(土)通算299日目 フェーズ3の34日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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1月30日(土)通算299日目 フェーズ3の34日目

 昨日、病院の待合に座って図書館で借りたハードカバーの小説を読んでいたら「読書家なんですね」と驚かれた。多くの人がスマホや電子書籍といった形態を選択する中で、昔ながらの装丁の書籍を持ち歩いて読むのは少し変わっているらしい。言われてみれば、少し前にも同じような反応をされたことがある。その時は一種のお世辞のようなものと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。

 私とて、重たいハードカバーを持ち歩くのが好きな訳ではない。ただ、全ての刊行本が文庫本になる訳でもないし、仮に文庫になるとしても時間がかかる物も多い。読みたい時に読もうと思うと、重量は二の次になるというだけの話だ。

 不意に、スマホで何を見ているのだろうという疑問が湧いた。自分のことを振り返ってみると、パソコンでの調べ物は何となく記憶にあるのに対して、スマホでは大したものを見ていないため、何を閲覧したか思い出せないことの方が多い。それでも、スマホなしでの生活はきっと心もとなく感じるに違いない。

 本を読むのは偉い、などと言うつもりは全くない。しかし、スマホを通して新型コロナの情報を拾うことも可能な状況下で一体何を見ているのか、もっと自覚しないといけないなと反省した。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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