シンガポールでSTAY@HOME 3月6日(土)通算334日目 フェーズ3の69日目
2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
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3月6日(土)通算334日目 フェーズ3の69日目
シンガポールのマクドナルドで、甘いパンケーキで卵やソーセージを挟んだマックグリドルが期間限定で登場している。かつては当地でもレギュラーメニューだった覚えがあるが、いつの頃からか定番から消えてしまったのだ。日本に住んでいた頃はよく食べていただけに、一時的であっても当地で注文できるようになったのは嬉しい。昔は何も考えずに口に運んでいたが、改めて齧ると当時のことが想起される。
当地での生活に、不満はない。ただ、帰国できないと思うからか、以前よりも日本の思い出すことが増えているように感じる。もちろん、新型コロナの状況下で帰国したとしても、花見ができる訳でも、時間を気にせず飲食ができる訳でもない。ただ、過去を思い出して、早くそういうことがしたいと考えてしまうのだ。
有難いことに母と暮らしている分、この気持ちを簡単に共有する相手は居る。しかし、海外に独りでいる人はもちろんのこと、日本国内で地元から離れて暮らす人も、多くはこの手の寂しさを抱えていると思う。ワクチンの接種は徐々に広まり、身体への対処法は徐々に道筋が見えてきている。その一方で、どうしようもない気持ちには何が効果的なのだろうと思ってしまう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。