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図らずも苦手を克服した話 10月23日(水)通算1654日目 グリーン(DORSCON)615日目

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10月23日(水)通算1654日目 グリーン(DORSCON)615日目

 突然だが、苦手な物はあるだろうか。子どもの頃からならば「ちょっとでも食べてみなさい」と注意された結果、好きになったり、やはり嫌いだと再認識したりする機会はあった。しかし、大人になってみると誰もが何も言わないので、こっそりと苦手な物を回避しながら生活するのが自然になってくる。その結果、ファーストインプレッションで苦手意識を持つと、再チャレンジすることもないことが多い。

 個人的に幼少期から苦手な物は多いが、大人になってからその仲間入りしたものの1つに穀物のキヌアがある。あのボソボソとした食感がサラダに入っていると、野菜のシャキシャキ感の阻害でしかないと感じてしまい、それ以後トライしようと思ったこともなかった。幸か不幸か、あまりメジャーな食材ではない点も、克服しようという気持ちになれやかった理由の1つだろう。

 今日、タレで和えたサーモンやマグロを野菜と一緒に丼として食べるポキの店に行った。この店では酢めし、赤米、キヌア等から土台の穀物が選択できるので、わたしは酢めしを選んだ。その後、他の具材も決めて完成した丼を自分のテーブルに運ぶ。おなかが空いていたのですぐに食べてみたが、酢めしではない。形状といい色といい、どう考えても、キヌアだった。

一瞬、店に変えてもらおうかとも思ったが、この食べかけが辿るであろう道を考えると、積極的になれない。加えて、記憶にあるよりも意外と食感が気にならない。そのおかげで、苦手を克服して完食できた。ミスに感謝するのも変な話だが、少し成長できた気がして嬉しい。

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。






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