シンガポールでSTAY@HOME 4月12日(月)通算371日目 フェーズ3の106日目
2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
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4月12日(月)通算371日目 フェーズ3の106日目
シンガポールにあるコーヒーチェーンで、コーヒービーンズアンドティーリーブスという店がある。店の雰囲気や品ぞろえはスターバックスに似ているが、私が好きな店舗にはカウンター席やテーブル席の中にブランコの席があるのだ。座る部分が天井から吊るされており、軽く揺られながら机に向かうことができる。ブランコ好きならば、まさに夢のような席と言えるだろう。しかし、この席は前後に動くためソーシャルディスタンスが測りにくいせいか、ある時からずっと使用不可となっている。個人的には、早く使えるようになる日を心待ちにしている。ただ、母は「ずっと使用できないままなら、撤去されるかもね」と不穏なことを口にした。
母の言うことは一理あるだろう。ブランコ好きとしては、この意見を肯定したくはないが、使えない席を置いておくよりも、1席でも使える席が増える方が店の経営にとっては良いはずだからだ。
店新型コロナの流行下で、店が存続していることだけでも有難いはずだ。それでも、店が続いていると分かると、かつてと同じ姿であることを期待してしまうし、違う場合であってもしばらくすれば戻ると思ってしまう。勝手にそう考えてしまうのは、欲が深すぎるのだろうか。
店内に設置されたブランコ。現在は使用できない状態になっている。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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