見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME 6月9日(木)通算794日目 イエロー(DORSCON)45日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

―――――

6月9日(木)通算794日目 イエロー(DORSCON)45日目

 突然だが、食パンの厚みはどの位が好きだろうか。イギリスかぶれの私は、長らく薄いトーストを好んできた。軽いサクサクとした食感に、バターやママレードを塗るのが1番良いとすら思っていた時期もある。しかし、最近は急に分厚い4枚切りの良さに目覚めてきた。

 元々関西出身ということもあり、スーパーで売られている食パンと言えば1斤を4枚、5枚、6枚に切ったタイプが主流だった。我が家でも大体ストックされているのは4枚切りで、分厚いパンに疑問を抱くことなく、普通だと思って食べていた。

 ただ、旅行でイギリスに訪れてからはそれが一変した。薄切りのトーストが立てられるようにイギリスでスタンドを購入して、帰国後はパン屋で「できるだけ薄く切ってください」と頼むようになった。多分パン屋の店員は主流の厚切りでない注文に戸惑っていたと思うが、お構いなしに薄切りを食べていたのだ。

 シンガポールはイギリス領だったためか、関東よりも薄いイギリスに近い厚みのトーストが主流な印象だ。分厚いタイプも存在するが、それはココナッツのジャムであるカヤを挟むとき以外に使われているのは見たことがない。かれこれ約20年程薄切りトーストライフを楽しんできたが、先日訪れた日系のパン屋で久々に4枚切りを発見して購入。それ以降、厚切りが好きになってしまったのだ。特にお気に入りの食べ方は、はちみつバターや苺バターを塗って焼いたトーストで、ふんわりした部分にバターが染みこむのがたまらない。新型コロナウイルスで日本に帰国できない日が続くが、関西人らしい食の好みはバターが染みこんだパンのごとく、私の中にも浸透しているようだ。



去年(2021年6月9日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年6月9日)の記事はこちら↓

―――――
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!