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シンガポールでSTAY@HOME 5月17 日(火)通算771日目 イエロー(DORSCON)22日目
シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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5月17 日(火)通算771日目 イエロー(DORSCON)22日目
突然だが、キャラクターが棒読みで話す動画「ゆっくり茶番劇」を知っているだろうか。ここ数年家で過ごす時間が長くなり、私自身はいくつか観たことがある。元々はニコニコ動画が始まりのようで、今ではYouTubeにも沢山の動画が投稿されている。1人が使っているものではなく、制作者が認める形で多くの投稿者が使えるようになっていたものだった。ちなみに、普段視聴する動画のジャンルによっては全く知らない人も居ると思うが、Googleで「ゆっくり茶番劇」を検索すると1000万件以上の情報がヒットする。
今回、この「ゆっくり茶番劇」を制作者でも何でもないYouTubeの投稿者が、商標登録を行ったらしい。イメージ的には、どこでも販売されている鯛焼きを、営業を始めて数年しか経っていない店が突然「うちの鯛焼きが本家です」と主張し始めたようなものだ。ネットで炎上騒ぎになったためか使用料は取らないとのことだが、個人的に驚くのは、この人が商標登録できてしまった点だ。
極端に言えば、急に他人のものを自分のものと主張し始めたように見えるこの一件だが、実は日本の法制度的には問題がないらしい。言った者勝ちということのようだ。多分、今のようにインターネットが普及する前の法で、誰かが他人のものをかっさらう形になることは想定されていなかったのだろう。商標登録する人にも驚きではあるが、法制度が現状に追い付いていない点に戸惑いを覚えるのも事実だ。
参考文献
Yahoo!ニュース「「ゆっくり茶番劇」事件の炎上要素抜き解説(栗原潔)」(2022年5月17日15時閲覧)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20220516-00296304
去年(2021年5月17日)の記事はこちら↓
一昨年(2020年5月17日)の記事はこちら↓
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。