トランスジェンダーについて学ぶためのブログを始めます!
このブログ・シリーズは、トランスジェンダーって何だろう?トランスとフェミニズム、どういうつながりがあるの?と思っている方にぜひ読んでいただけたらと思います!
トランスジェンダーについて
まずはじめに、トランスジェンダーとは何か一緒に学んでいきましょう。みなさんは、2020年に公開された、トランスジェンダーをテーマにしたパンテーンのCMをご覧になりましたか?
#PrideHair この髪が私です。「ふたりの元就活生が、いま、伝えたいこと。」 PANTENE (パンテーン)[Full Version]
この動画では、トランスジェンダーとして就活した、ふたりの方のリアルな声を聞くことができます。
トランスジェンダーについて、身近なストーリーから知りたい、映像やビジュアルから学びたいという方は、こちらのパンテーンのCMをぜひ見てみてください!
さて、トランスジェンダーに関して、様々な定義や用語がありますよね。
ネットでは混乱させるような様々な情報がシェアされているので、私は図書館に行ってトランスに関する本を読んでみました。『トランスジェンダー問題』という本に書いてあるトランスジェンダーの定義がわかりやすかったので、紹介します。
他の本も読んでみると、「出生時に割り当てられた性別と異なる性自認を持つ人々」と書かれているものが多かったです。
トランスジェンダーの人権について学ぶプロジェクト一覧
皆さん、11月20日に国際トランスジェンダー追悼の日があるのをご存じでしょうか?日本では、11月12日に東京トランスジェンダーマーチも企画されています。
11月はトランスジェンダーの人権について考える月ということで、明日少女隊はトランスジェンダー当事者のつくる・フォルスさんと、トランスの権利に関するイベントを開催します。つくるさんは全米トランス•ライツ•アクション•デイの発起人で、LAを拠点に活動するアクティビストです。また、秋田を拠点に活動する、LGBTQ+についてや政治への疑問など、取りこぼしてしまわれがちな声を発信するメディアのtrunk(トランク)のみなさんにもご協力いただくことになりました。
現在企画しているものは、こちらの5つです。SNSで最新情報を流していきますので、フォローしてお待ちください。
1:トランスジェンダーについて学ぶブログ(Noteのこのウェブマガジンです)
2:トランスジェンダーの人権を訴えるプラカード作り(秋田県)
3:明日少女隊の一般参加型パフォーマンス「宗教や国でなく、私のことは私が決めるマーチ」(東京、11月27日11時〜 参加希望者はこちらからお申し込みを)
4:トランスジェンダーの人権について考えるオンライン・イベント「フェミニズムはトランスと共に」開催(12月3日6:30PM~8:30PM)
5:トランスジェンダーの人権についてのアート作品制作
なぜフェミニストの私たちがトランスの権利に関するイベントを開催するのか
フェミニズムは、性別による差別的な社会構造を批判することで少しずつ社会を変えてきました。
しかし、今の日本のフェミニズムの流れは、シスジェンダー、ヘテロセクシュアル中心の雰囲気があります。
シスジェンダーとは性自認(自分の性をどのように認識するか)と生まれたときに割り当てられた性別が同じ人のこと。
ヘテロセクシュアルとは異性愛者のこと。
シスジェンダー、ヘテロセクシュアル中心の雰囲気は、トランスジェンダーや二元論的な男性/女性という枠組みに当てはまらないノンバイナリー、性自認について悩んでいる人々、多様なセクシュアリティを持つ人々がフェミニズムの運動に疎外感を感じて参加しにくくなるので、問題です。
特に近年SNSでは、トランスジェンダーに対する差別や偏見の声が強く、トランスジェンダーの人権について語ることが難しくなっています。
女性に対する社会の抑圧は、いまだに深刻な状況が多く残っています。
男性によるDVや性暴力などの被害から男性性に対する深いトラウマを持つ女性たちも、非常に多く存在します。
また、社会から期待される「女性らしさ」の押し付けに生きづらさを感じているシスジェンダーの女性もまだまだ多い現状があります。
一方、多くのトランスジェンダー当事者は、割り当てられた性別に基づき社会から期待されるあり方と、自身の性自認のギャップにつらいを抱えながら生きている方も多くいます。
トランスジェンダーの人々が暴力の被害にあう確率が、シスジェンダーよりも高く、トランスジェンダー当事者の半数以上が性被害を経験したという研究データも存在します。
近年、女性の貧困問題に注目が集まることも増えてきましたが、同時にトランスジェンダー当事者も安定した雇用を得ることが困難なために貧困に陥ってしまう割合が高い、という調査結果もあります。
具体的に直面する課題がいつも同じとは限りませんが、シスジェンダー女性も、トランスジェンダーも、社会的にとても苦しい立場にいます。
そしてシスジェンダー/トランスジェンダーの受ける差別や抑圧の根源をたどってみると、「男はこうあるべき/女はこうあるべき」と押し付ける父権社会の問題が浮き上がってくるのではないでしょうか?
私たちはこのイベントを通して、
【トランスジェンダーとシスジェンダー女性の権利がけっして相反するものではない】ということを再確認し、1人でも多くの人と手を取り合って、一緒に声をあげていけたらと思っています。
次回のブログでは、つくる・フォルスさんを紹介します。ノンバイナリーについて詳しくはつくるさんの紹介記事で読むことができます!お楽しみに!