小説家:佐多稲子
「戦後女性感謝プロジェクト」で今回紹介するのは佐多稲子(さたいねこ)です!
1.どんな人だったの?
佐多稲子は、1904年に生まれ1998年に亡くなった小説家です。
彼女はプロレタリア文学の作家で、代表作には『くれない』などがあります。
(参照:https://hakameguri.exblog.jp/31015460/)
最初の作品『キャラメル工場から』を発表したのが、24歳のときの頃で、最後の随筆集をなくなる5年前の1993年に発表しており、非常に長い期間多くの作品を残しました。
その多くが、彼女自身が参加したプロレタリア運動や夫婦間の苦悩など、自伝的な内容のものです。
彼女は幼少期に母親を亡くし、父親も失業するなど、家計を助けるために幼い頃から働かざるを得ませんでした。
また2度の結婚もうまくいかず、多くの苦労を重ねました。
(参照:https://designroomrune.com/magome/s/sata/sata.html)
また、樋口一葉の『たけくらべ』の結末の解釈に関して、これまで男性中心だった文学界の解釈とは全く違う解釈を提示した「たけくらべ論争」でも知られています。
佐多稲子は小説家としての活動の他に、社会運動でも知られています。小説家の宮本百合子らと共に、子どもの幸せと女性の地位向上をめざす婦人民主クラブを設立し、戦後の民主化運動に貢献しました。
2.もっと知りたい方へ
3.隊員からのメッセージ
明日少女隊で佐多稲子を名乗っている隊員です。彼女の本を読んだとき、時代も生きる状況も違うのに、悩みの本質に共感できるような気がしました。
議論の多い人物ではありますが、彼女の功績についてより多くの人に知ってもらいたいと思い、佐多稲子の名前を選びました。
4.明日少女隊の佐多稲子の活躍
明日少女隊の佐多稲子は今まで、幅広く活動して、メディアにも多く取り上げられています。ぜひご覧ください!
2018年 週刊金曜日
2018年 AMEBA TIMES
2018年 在日本大韓民国青年会
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