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そらまめの定植(11月中旬)

【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】

定植適期

ソラマメは発芽率がけしてよくないのと、野菜の中でも1番か2番ぐらいに種が高い!ので、ここ数年は直播ではなく育苗して定植するようにしています。nou-fuの皆さんにも苗を用意していますので定植してください。
種まき適期は10月下旬ですが、直播より定植の方が多少成長が遅れるので10月中旬に播種して育苗しておきました。11月中旬が定植適期です。

苗はnou-fuの1番(見本畝)の隣に防虫ネットをかけて置いてあるので、そこから2つ取ってご利用ください。(防虫ネットは虫よけではなく、カラス対策、風よけを目的にかけてあります)

定植の場所

夏野菜畝の春秋野菜畝側に定植することをおすすめします。ピーマンやナスをまだ収穫している方は、片付けをしないで植えてしまって構いません。前作の肥料の残りと、そらまめの根に寄生する根粒菌が提供してくれる窒素分とで育つので肥料は入れません。
必要な陣地は50㎝ぐらいですので、2つ並べて植えるといいでしょう。

苗の植え方

定植する1週間くらい前までに、植える場所の表面の草をよけて鎌で土をほぐし、石灰を小鍋に4分の1程度混ぜ込みます。よけた草は、また元に戻しましょう。

再び枯れ草をよけて、定植するところにポットが入るぐらいの深さの穴をあけます。

苗を人差し指と中指で挟んで逆さまにして

育苗ポットをとるとこんな感じ。根がだいぶ伸びていますね。定植が遅れない方がよさそうです。

植え穴に苗を入れて周りから土を集めて・・・

手で鎮圧します。

2つ植え終わるとこんな感じです。このあと、枯れ草で土の表面を覆っておきましょう。

カラス・風対策

豆類は美味しい豆そのものが種のため、せっかく播いた種をカラスや獣が掘りかえして食べてしまうことがあります。直播と異なり育苗し芽が出ているとはいえ、少し心配です。
というわけで、春秋野菜畝のトンネルの防虫ネットを延ばして、ソラマメをトンネルの中に入れてしまいましょう。そうすればまず安心です。
また冬の厳しい北風を緩和する意味でもプラスです。
なお防虫ネットの代わりに不織布だと暖かすぎます。育ちすぎて真冬の寒さに耐えられなくなるのでNGです。

冬の間はあまり大きくなりません。春になるとグッと大きくなってきますよ。収穫は5月中旬以降です。楽しみですね^^

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