あした農場 nou-fu

東京・町田「あした農場」の体験農園「nou-fu」の参加者向けに季節の農作業について投稿しています。家庭菜園一般の話として参加者でない方が読んでももちろん大丈夫ですが、わかりにくかったり関係ない話もあると思います。すいません。 noteが書きやすかったので^^;

あした農場 nou-fu

東京・町田「あした農場」の体験農園「nou-fu」の参加者向けに季節の農作業について投稿しています。家庭菜園一般の話として参加者でない方が読んでももちろん大丈夫ですが、わかりにくかったり関係ない話もあると思います。すいません。 noteが書きやすかったので^^;

最近の記事

トマト類のお手入れと仕立て方

【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 トマトの茎はやわらかくて、支柱がないと真っ直ぐに育つことができません。なので、トマトの苗を植え付けたら、早いうちに支柱を立てましょう。また、トマト類は盛んに腋芽(わきめ)が伸びてくるのでこまめな芽かきが必要です。 必要なもの 長さ180cm以上の支柱 1本 誘引用の紐(種子や小鎌などが置いてあるところに、綿布を裂いて紐状にしたものが用意してありま

    • 秋ジャガイモを植えよう

      1番(長さ2.5メートル)にジャガイモを植えます。横1条に3個。2条で6個植えることができます。 同じ区画に長ネギ(8月)やニンニク(10月)、玉ねぎ(11月)を植えるのでその分のスペースを確保しておいてください。 種いもを選ぶnou-fu のクワなどが置いてあるハウスに種イモが置いてあります。 ・アンデスレッド(右):皮が赤い。甘みがあります。 ・ニシユタカ(左):煮崩れしにくいい。 芽が出始めています。種イモの芽を折らないように気をつけましょう。芽は太くて短いのがい

      • 夏やさいの定植2024

        【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 今年は苗作りが少し遅れていますので、5月中旬頃からの定植になりそうです。定植に適する大きさの苗が用意できましたらご連絡しますので、育苗ハウスからは持ち出さないようお願いします。 苗の種類と数ズッキーニ いずれか2つ  ・ダイナー(F1種):緑色の標準的なズッキーニ ・オーラム(F1種):黄色のズッキーニ ミニトマト いずれか2つ ・レッドオーレ

        • nou-fu 2024 スタートガイド

          今年のレイアウトと畝(うね)の確認nou-fuでは年間を通じてさまざまな作物を育てます。あまり考えずにあちこちに種を播いたり苗を植えたりしてしまうと後の管理が大変! というわけでnou-fuではみなさんの畑を4つの「畝(うね)」に分けて使用します。2024年のレイアウトを確認しておいてください。 今年からnou-fuに参加する方はこちらもお読みください。「畝」とはそもそも何なのでしょう? 1年間使った畝は形が崩れていませんか? 崩れていたら肥料を入れる前に畝の形を整えま

          そらまめの定植(11月中旬)

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 定植適期ソラマメは発芽率がけしてよくないのと、野菜の中でも1番か2番ぐらいに種が高い!ので、ここ数年は直播ではなく育苗して定植するようにしています。nou-fuの皆さんにも苗を用意していますので定植してください。 種まき適期は10月下旬ですが、直播より定植の方が多少成長が遅れるので10月中旬に播種して育苗しておきました。11月中旬が定植適期です。 苗

          そらまめの定植(11月中旬)

          里芋と生姜を植えよう(2024年版)

          里芋とジャガイモの植え方は似ていますが、里芋はジャガイモより広い場所が必要なので向きを90度変えて植え溝を掘ります。 溝の数は1条で、そこに3個植えることができます。 生姜は、里芋を寄せた方と反対側に2個(予定)植えます。 里芋畝レイアウトイメージ里芋を植えます今年は土垂れ2個+ヤツガシラ1個を植えてください。 土垂れ(どだれ)は関東で一般的な品種で、ねっとりして美味しいです。 子イモを食べて親イモはあまり食べない品種です。 ヤツガシラはホクホク系、親芋と親芋と一体化した

          里芋と生姜を植えよう(2024年版)

          畑のレイアウト

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いています】 種を播く時期、収穫までの期間、大きさなどは野菜によって様々。だからどこでどの野菜を育てるかをあらかじめ考えながら畑を使っていきます。 通路を除くと、nou-fuの区画は長さ15メートル、幅1メートルありますが、それを下の図のように4つに区切って使います。 連作障害を緩和したり、土づくりの観点から、青色の「夏やさい畝」と緑色の「春・秋やさい畝」は毎年場所を入れ替えています)

          畑のレイアウト

          春・秋やさい畝(3月~6月)

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 春・秋やさい畝で育てる野菜・小松菜、水菜などの葉を食べる葉菜 ・カブ、大根、人参などの根を食べる根菜 ・ブロッコリー、キャベツ、レタスなど苗から育てる野菜 畑の準備●作業時期目安:3月なるだけ早めに 春やさいの種まき・定植の準備として、春・秋やさい畝に肥料(元肥)を入れます。使用する肥料は「醗酵鶏ふん」です。 保湿・保温・防虫について春・秋やさい畝

          春・秋やさい畝(3月~6月)

          じゃが・ネギ畝(3月~6月)

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 玉ねぎのお世話3月中旬までに最後の追肥(止め肥)をします。あとは収穫まで草が野菜より大きくならないように管理するだけです。3月下旬以降の追肥は葉ばかり茂って玉が大きくならないといわれるのでご注意。 葉が枯れてきて茎が倒れたら収穫です。雨が多くなると傷むので梅雨入り前に。収穫後は吊るして干すと貯蔵性が増しますが、それはたくさん作るプロ農家向けの話かと。す

          じゃが・ネギ畝(3月~6月)

          ほうれん草の種まき

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 ほうれん草の種まきではアブラナ科の葉もの野菜の種まきとは少し違った、一工夫をします。 草木灰を混和する種をまく場所全体に鎌を入れて動かし、土を細かくほぐします。 種をまく場所に草木灰を撒きます。ほうれん草はアルカリ性の土壌を好むこと、またカリ分を好むためにそうしています。 石灰でもよいようですが、草木灰の方がいいような気がします。 草木灰の量は、種

          ほうれん草の種まき

          長ネギのお世話

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 7~8月に植えた長ネギ、そろそろ土寄せと、同時に追肥をしていきます。そうすることでネギの白い部分が伸びていきますよ! 肥料について今年は近くの牧場から牛糞たい肥を仕入れました。nou-fuの区画の奥の方(ニワトリ小屋の下あたり)に積んであります。 nou-fu用の小ぶりのバケツに入れて自分の区画に持っていって使ってください。必要量はバケツ1/3杯ぐ

          長ネギのお世話

          長ネギを植える

          【あした農場の体験農園「nou-fu」利用者向けに書いていますが、家庭菜園の一般的な話としても読んでいただけると思います】 ※2024年は1区画につき石倉ネギ1条(12本)、下仁田ネギ1条(12本)の苗を用意しています。 畝の準備長ネギは1番の区画(一番上)に植えます。タマネギ・ニンニク・ジャガイモなどを収穫した後、空いていた場所です。 6、7月は雑草の成長がとても早い季節です。大きな草がボウボウに生えてしまった方も多いと思います。草を刈り取った後マンノウでよく耕し、根も取

          長ネギを植える

          エダマメの種まき(春)4月~5月上旬

          収穫後、時間と共にどんどん味がおちると言われているエダマメは、家庭菜園で是非育ててもらいたいものの一つです。 4月下旬以降に種を播くのが普通でしたが、ここ数年は暖かくなるのが早いので、4月10日前後に播きはじめても大丈夫そうです。種袋の裏を見ると5月いっぱいぐらい種を播けることになっていますが、実は遅くなるほどカメムシの食害が増える可能性が高まりますので、しっかりネットの中で育てましょう。 播く場所を整える春夏野菜畝、防虫ネットトンネルの中に播きます。エダマメは直径30セン

          エダマメの種まき(春)4月~5月上旬

          苗の定植

          キャベツ、ブロッコリー、レタスの苗を 春・秋やさい畝 に定植します。野菜にはそれぞれ成長するために必要なスペース、陣地のようなものが必要で、陣地が不足すると大きく育つことができません。 苗を植えて育てる野菜に必要な空間「陣地」 苗を植える野菜も大きくなった時に隣と重ならないようあに間をあけて植えていきます。その野菜が育つために必要な空間をその野菜の「陣地」と呼んでいます。これは一般的な用語ではなくnou-fu独自の呼び方です。 苗を中心として直径何センチの円が必要かの目安

          ジャガイモを植えよう

          レイアウト1番(長さ2.5メートル)にジャガイモを植えます。1条に3個。新規の区画でまだ何もなければ3条植えることができます。 継続の区画の方は長ネギを抜いてその跡に植えます。ニンニクや玉ねぎがあるのでレイアウトは人それぞれになります。ニンニクや玉ねぎを避けて植えてくださいことができます。 ※茶色の●が種芋を置く場所で、白い破線の○は肥料を置く場所です。 種いもを選ぶnou-fu用のレーキや肥料があるハウスに種イモを置きました。 ・男爵:ほくほくした食感のじゃがいもの代

          ジャガイモを植えよう

          参考)エンドウに支柱を立てよう

          材料・道具・支柱・・・人の背の高さぐらいの緑の支柱 3本 ・マイカ線・・・黒いひも 50cmぐらい1本 ・ビニールひも・・・白いひも  30cmぐらい6本 ・木の枝・・・1.3メートル程度 3枝 ・ノコギリ または 枝切鋏 木の枝はnou-fuの区画の奥、一段あがったところに山積みしてあります。好きなものを選んでください。それ以外は nou-fuハウスにあります。 木の枝の加工には枝切鋏を使ってください。収穫用の鋏だと刃が負けて欠けることがあります。1.2センチメートルより

          参考)エンドウに支柱を立てよう