ケアラーさん居場所って、なぜあると思いますか?
居場所とは何でしょうか?
「居場所」は、心が落ち着き、自分らしくいられる場所を指します。
ヤングケアラーさん
ケアラー同士の居場所が増えていますが
知っていますか?
参加したことはありますか?
どこまで自分のことを話したらいいのかと考えたり
本当にケアラー?と思ってためらっている人も
いると思います。
また、社会にはまだ「ケアは家族がするもの」という考え方が根強くあります。
介護から少し距離を置いたり休んだりすると、
周囲から「なぜ?」と疑問の目を向けられることもあります。
福祉制度も家族が介護することを前提にしている部分が多く、
「家族として頑張るのが当然」と感じて一人で抱え込んだりします。
ケアを担うことで生じるストレス
ケアが始まると
・ケアの知識が足りない
・福祉制度の利用方法がわからない
・誰に、どこに相談したらいいか困っている
・仕事や学業と介護の両立に悩む
・ケアを受ける家族の変化を受け入れる心の負担
といったこれらの負担が積み重なると、
心と体に深い疲れを感じることになります。
それでも頑張ると限界が来てしまうこともあります。
頑張ることは大事ですが、
社会にはケアする人のメンタルヘルスケアが整っていないんです。
あなたの心と体はひとつしかありません。
気持ちもすり減っているのに
おろかにすると、燃え尽きてしまいます
サードプレイスの必要性
だからこそ、「サードプレイス」が重要です。
サードプレイスとは、自宅や学校・職場以外で、
リラックスできる第三の空間のことです。
そんな時に思い切って同じケアの立場にいる
人たちと話し合える集まりに
参加してみるのもよいでしょう。
その時、
どれだけ自分の家族のことを話すかは、自分で決めればいいのです。
「自分一人ではない」と感じられるだけでも心が軽くなります。
自分を大切にすること
メンタルヘルスケアは、「私は私を大切にする」ことから始まります。
自分を優先するという意味ではありません。
自分を大切にできるからこそ、相手を大切にすることができるのです。
居場所で
時には「背負ってきた荷物」を下ろす時間も忘れないでくださいね。