記事一覧
2月に読んだ本
2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:5867ページ ■戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫) 読了日:02月29日 著者:斎藤 環 https://bookmeter.com/bo…
1月に読んだ本
2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:7096ページ ■アラジンと魔法のお買物 (ダ・ヴィンチブックス) 読了日:01月02日 著者:嶽本野ばら https://b…
現し世の境界で雨宿りが出来ますように【読書日記】
9月28日(Sat)
東直子『青卵』の残りを朝のうちに読み終える。第一歌集の『春原さんのリコーダー』を「童話的」だと言われていたけど、確かに『春原さんのリコーダー』を読んだ私は夢のようなおとぎの国で迷子になっていた。鳥の歌う森と泉、妖精の踊る花畑で、なんて綺麗なんだろうとうっとりとしていると、ここまで手を引いてきてくれたはずの人が姿を消していた。そんな感じ。
それが『青卵』では、そのおとぎの国
ただ眠かっただけだと言わせて【読書日記】
9月21日(Sat)
三連休一日目。とはいえ、私は少し仕事があったので午後に出かける。帰宅後、久しぶりにガストに行きたくなって夫と出かけた。ふたりでチキンを食べる。
帰宅してからワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を読み進める。半分ほどまで。純粋無垢な美少年だったドリアン・グレイがヘンリー卿の言葉に影響を受け、少しずつデカダンな道へと足を踏み入れていく。そうして、その変化を代わりに受けるドリアン
地球という夢で見る夢【読書日記】
9月14日(Sat)
久しぶりに連休の夫と憂さ晴らしカラオケに行く。めちゃくちゃ気持ちを入れて歌う夫が毎回ツボで笑いが止まらない。本日の最高得点、夫の95点。
そのあとは、夫の実家に向かった。お盆は私だけ行くことが出来なかったので、今年から義実家で飼い始めた犬と久しぶりに対面する。前回は来たばかりでゲージの中にいたので、初めて自由に走り回る姿を見たのだけど人懐っこくてびっくりした。とても可愛い
久しぶりに日々を綴る【読書日記】
9月7日(Sat)
夫が高校時代の友達の結婚式に出掛けるので、私も友人に声をかけて遊びに行くことにした。私の目的地が夫の向かう式場と同じ方向なので途中の駅まで送るつもりが、急遽自分の車で行くというのでひとりでのドライブになった。
少し遅れると連絡のあった友人と合流して昼食。前に会ったのは一年前だけど、お互い大きく環境が変わる出来事があったので話は尽きない。途中で買い物をしながら、気になっていた
読めども読めども飢える【読書日記】
4月1日(Monday)
4月が始まった。エイプリルフールだけど、この日の楽しみ方がアプリゲームのイベントくらいしかよく分からないなって毎年思っている気がする。
ちまちま読んでいたSFマガジンを読み終わった。特に面白かったのは榎田尤利『聖域』と尾上与一『テセウスを殺す』。すごく好んでそればかりを読むというわけではないのだけど、時折ふとBL作品を読みたくなるときがある。ただ、ジェンダー的な問題に
自由になるためにさらけ出す【読書日記】
3月25日(Monday)
ペク・セヒ『死にたいけどトッポギは食べたい』(訳:山口ミル)を読み終える。気分変調性障害の女性の医師とのカウンセリングの様子を文字に起こしたもの。話題になっていたころにタイトルに惹かれはしたものの読んでいなかった。
読みながら彼女の生きにくさをひしひしと感じ、それが医師との会話によって少しずつ言語化、そして自己分析されていく姿にさらけ出すことの許しみたいなものを感じ
働いて、悩んで、読む。【読書日記】
3月18日(Monday)
明後日の春分の日に出勤の夫が代休で家にいる。嬉しいので少し遠くまで買い物にいくことにした。
昨日から無性にスシローに行きたくて仕方がなかったので食べる。我が家はもっぱらかっぱ寿司ばかりに行くのだけど、たまに他のお寿司屋さんに行くといつもと違ってまた楽しい。えんがわが美味しかった。
そのまま買い物をして帰宅。帰ってきてから米澤穂信『追想五断章』を読み終えた。父が書いた
音楽を聴きながら本が読めないので【読書日記】
3月11日(Monday)
円城塔『Self-Reference ENGINE』を読み終えた。分かったと言い切れるほど理解は出来ていないけど、分からないものが分からないまま繋がって物語となっていく感じがとても楽しかった。
様々な宇宙の彼女/彼ら。宇宙と宇宙の大戦争。私たちを構成物のひとつとする生物。とにかく様々な宇宙が重なり合って物語は複雑で難解で、その間を引きずり回される。だけど、その物語を
手を繋いだままでは自由になれない【読書日記】
3月4日(Monday)
昨夜のおでんの残りを朝ご飯にする。練り物ばかり食べて少し気分が悪くなった。
昨夜、桜庭一樹『私の男』を読み終えた。やっぱり、どうしようもなく好きだと思ってしまう。
「私の」という所有格。所有するということは、同時に所有されることでもあるのだ。手を繋いでいる時は繋がれてもいて、そのままでは自由に生きられない。
父と娘。近親相姦を美化するのではなく、そこにはやはり嫌悪と
愛も憎しみも知ってしまった【読書日記】
2月26日(Monday)
高里椎奈『うちの執事に願ったならば5』を読了。「理想」という言葉を考えさせられる。
ヴァズのセリフなのだけど、その通りだと思うし、その難しさもよく分かる。理想の自分を持つことは大事だけど、それをまわりの環境、人にまで求めるのは違う。だからといって、理想の自分になれば必ずしもまわりがついてくるわけでもない。
同じことを「期待」に対しても思う。スポーツなどの場面でよく
2月に読んだ本
2024年2月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5867ページ
■戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)
読了日:02月29日 著者:斎藤 環
https://bookmeter.com/books/516842
■うちの執事に願ったならば 5 (角川文庫)
読了日:02月27日 著者:高里 椎奈
https://bookmeter.com/books/13005692
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好きな人の隣で今日も別の世界を見ている【読書日記】
2月19日(Monday)
昨夜、少し読み始めようかなと思って開いた万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の読み心地がよくて、結局そのまま読み切ってしまった。
夫である老犬の言葉が分かるアカトラ猫のマドレーヌ夫人。なんて素敵な夫婦だろう。そして、かのこちゃんとすずちゃんの友情。ふんけーの友である二人の友情と「ござる」口調には思わず笑ってしまいながら温かな気持ちになった。だけど、年老いた愛犬の
いつか悲しみになる喜びだと知っている【読書日記】
2月12日(Monday)
夫の誕生日。前日から明日は誕生日だね!!と言いまくっていたのに朝一で祝うのを忘れた。一緒に朝ごはんを食べ終わってから思い出して慌てて全力で祝う。
特に特別なことはしなくていいと言われていたので普通に過ごしたけれど、夕ご飯は夫の好きな手巻き寿司にした。たいした具材ではないのだけど特別感があって好き。
1日ふたりでぐだぐだと過ごし、一緒にゲームもする。夫はハリーポッタ
夢の話ばかりしている【読書日記】
2月5日(Monday)
朝、夫が高校野球で158-10で負ける夢を見たと言う。バスケかな。オーバーキルにも程があるなと笑う。5回の表で150点取られたらしい。
昼頃から雪が降り始める。降ってきたなぁ、と思っていたら、あっという間に辺り一面が白銀に染め上げられる。積もるのが早かったからか道路の除雪が間に合っておらず運転が怖かった。どの車もゆるゆると走っていく。
中田永一『吉祥寺の朝比奈くん』
変化を許す【読書日記】
1月29日(Monday)
新しい仕事の準備などを進めつつ、東雅夫編『ゴシック文学入門』を読み終わった。自分がゴシックな世界が好きだと自覚したのはわりと最近で、『オトラント城奇譚』はじめ『フランケンシュタイン』も『吸血鬼』も未読たったりする。なので「ゴシック文学好きです!」とはとてもじゃないけど胸を張っては言えない。だけど、城館、ゴースト、魔女……それらが作り出すオドロオドロとした世界にはどしよ
1月に読んだ本
2024年1月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:7096ページ
■アラジンと魔法のお買物 (ダ・ヴィンチブックス)
読了日:01月02日 著者:嶽本野ばら
https://bookmeter.com/books/8794
■麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
読了日:01月04日 著者:恩田 陸
https://bookmeter.com/books/576991
■あしな