ジョニデの前のMr.ウォンカ!1971「夢のチョコレート工場」ジーン・ワイルダー

娘のGoogle Homeから流れるlo-fi音楽が、何やら私が高校時代に慣れ親しんだ曲に似ているな。80年代に大流行だったボブ・ジェームスのアルバムにあった曲だ。娘になんという曲?と聞くと「Pure imagination」だと。

検索すると、この画像がトップに表示される。
えええ!この曲はボブ・ジェームスのオリジナルではないの?

さあ、Pure imagination探しの出発。

Amazon Musicでは、様々なミュージシャンがカヴァーしていた。

あのトランプ大統領の就任式で国家を唄う栄誉に輝いたジャッキーエヴァンコも秀逸でしたし、gleeキャストバージョンも素敵でした。もちろんJazz方面の方々のカヴァー(リッチー・コール他)は、どれもオリジナルかと思うくらい自由で素敵。ボブ・ジェームスは昔日本の某ウィスキー会社のCMに登場したくらい人気があったが、彼らしいオーケストレーショナルな「Pure imagination」だ。

さて、本家のジーン・ワイルダーが歌うこの「Pure imagination」

Mr.ウィンカが彼の素敵なチョコレート工場に招待したラッキーな子供たちに、お菓子の庭園を見せる場面(ほら!チョコレートの川なんかが流れているあの場面)で、この歌を唄う。
映画の中でこの曲を聴くと、流れの中での歌詞の意味がグッとくる気がしませんかね。


息を止めて
願い事だよ
三つ数えて

一緒に行こう
それだけで
汚れなき想像の世界へ
見て わかるだろう
君の想像の世界だ

手始めにスピンして
僕が創った世界を旅してごらん
目にするものものすべて 言葉なんていらない

君が楽園を望むなら
見渡してみればいい
望むことすべて すればいい
世界を変えたい?
簡単さ、イメージすればいいんだ

僕は知っている
汚れなき想像に勝る人生などない
そこでなら君は自由
心から君がそう望むなら

Mr.ウィンカの実は自由ではない心の中が見えてくる。そこでなら自由…と。
ちょっと悲しげな曲相といい、奥が深い。

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