見出し画像

腹部の詰まりと浅い呼吸で腰痛が悪化する。

仕事柄、姿勢には気をつけている。(自分の姿勢が悪くて人には言えないですからね)それでも肩が内に入り、背中が丸くなり、お腹がグチャと潰れていることがある。

いわゆる猫背と云われる姿勢である。デスクワークをしている方はその時間が長いのではないだろうか?

今日も来院された腰痛持ちの方はやはり姿勢が崩れていた。猫背は腰痛の原因と言われるが、僕は結果だと思う。デスクワークでパソコンへ突っ込むような前のめりになることで、猫背が強調され腰に負担をかけることになる。それは画面が見づらいこともあるが、姿勢を保つことが難しい為に起こるのでないだろうか。

では、どのようにして不良姿勢にならずデスクワークをこなすのか考えてみたい。

なぜ腰痛になるのか?

ヒトは地球上で生きるにあたり常に重力を受けている。立っている時も座っている時も、寝ている時も変わりなく働いている。デスクワークをしている時も同じく重力を受けるため押し潰されカラダは丸くなる。だからと言って丸くなっていては腰を痛めることになる。

腰は胴体の中で骨に覆われていないためストレスを受けやすい。胴体は12本ある肋骨と他の骨で胸郭(肺を覆っている肋骨部分)を構成しているが、腰部では見当たらない。つまり胴体の中で最も自由度が大きく動きやすいため、安定せず姿勢を保持する筋肉に負担をかけやすい。

負担を長時間受けた筋肉は硬くなる。収縮を続けた筋肉は血液量の減少により阻血状態になり、柔軟性を保つのに必要な水分が少なくなる。例えばビーフジャーキーのような繊維状に近く、伸ばされたり縮まったりという急な動きに対応できず筋違いを起こす。

腰の負担をお腹で軽くする。

背中が丸くなっていると胸郭が小さくなる。肺は胸郭に覆われているため、小さくなると膨らませにくくなる。肺が充分に膨らまらいと呼吸が浅くなっていくのは考えられるであろう。

また前のめりの姿勢である猫背はお腹を潰す。丸く胸郭が小さくなることで、その下にある腹部が縮こまり皺が寄る状態になっている。そうなるとお腹での呼吸である腹式呼吸が出来づらくなり、スッと呼吸が入りづらくなる。

腹部が縮まると反対側の背中は伸ばされ、腰背中の筋肉に負担をかけやすい。なので腹部が縮こまらないように腹式呼吸で腹部をある程度膨らませ縮こまりすぎないように保つ必要がある。

お腹での呼吸

腹部を詰まらさないようにするには腹式呼吸が出来ないといけない。腹式呼吸がわからない、またはできない方は次の方法を試してほしい。

①うつ伏せに寝ます。
②腹部で地面を押すように呼吸します。
③鼻から吸って、吐きます。その時に努力せずゆったりと行いましょう。
④10回行い、起き上がって呼吸してみます。その時にお腹で呼吸できていると、とりあえず腹式呼吸ができています。

デスクワーク中、猫背の状態で腹式呼吸をするととても窮屈に感じる。仕事中、普段の生活の中でふと気付いた時にでも修正してみるといいだろう。そうすれば慢性的な腰痛の間隔が空いてくるのではないか。

それでは、今夜も深い眠りにつけますように。

おやすみなさい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕が勤めている【セントラル接骨院東戸塚店】
https://www.cbs-higashitotsuka.com/

あしたかの【instagram】
https://www.instagram.com/ashitaka_816
フォローお願いします!

今週も読んでいただきありがとうございます!
いいねやコメントお待ちしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?