ビジネスは想像力
「吉岡さん、電通には「仕切り」という言葉があるんですよ」と芦名が教えてくれた。その名の通り、仕切ることだ。現場を。ビジネスを。学生の頃だと「あいつ仕切りやがって」みたいな悪口が出てしまうのが仕切り屋の運命ではあるが、ビジネスにおいては仕切りはすんげぇ大事だ。仕切れたらもう、強い。リーダーであり、ジャイアンでもある。もう、仕切りができたら最強だ。なぜなら仕切りは想像力をとんでもなく使う。中々できない。
仕切るにはまず全体像の把握と、とんでもない想像力、そして関係者全員がwin-winになるように段取りを組まないといけない。本当に段取りが全て。段取りに命をかけたほうが良い。芦名の秘書になってから強く思う。
「段取り、鬼大事。。。」
電通の人って仕事ができるみたいな印象あるけど新入社員の時からこの仕切りをめっっちゃ叩き込まれてるからなんだなって思った(勿論、全員じゃないと思うけどw)。仕事は段取りが全てなのを身をもって学んでいる。
ちなみに芦名は叩き込まれてないらしい。ズッコケた。
僕は仕事柄、取り纏めだったり、A社とB社の間に入ってビジネスを推進したりとかがまぁ、ある。でもその度に「う、、うう、ムズ、、、助けて、、」となっている。芦名はこう言ってるけど、こっちの人はこう言ってて、でも目的はこれだから、、、とか考えなきゃいけない事がマウンテンマウンテン。思考回路はショート寸前。芦名とクライアント、芦名とメンバーの間に挟まれてサンドイッチマン。もう本当に何言ってるかわかんない。
仕切りができるようになるために
・全体像の把握
・目的の把握
・先回りしてあらゆる事象を解決
・関係者にどう伝えたらどう動くかを想像
・その上で共有、連絡
etc。。。。
要は自分の頭の中でシミュレーションを100万回やらないとダメなんですよね。だからね、思うんですよね。仕事って本当に想像力がすんごい大事だなって。もはやこれだけじゃねぇか?とさえ思います、はい。
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