沖縄の話2「首里城火災とS川(後編)」インフィニーのチャネリング「首里城の記事、霊的な結婚」
2019年11月のS川と回った沖縄旅行から帰って、首里城火災の記事も掲載されて一段落着いた頃、北海道のS川に電話した。
(前の記事:沖縄の話「首里城火災とS川(前編)」|池さん (note.com))
S川は理系で、その後法科大学院で弁護士を目指していたこともあって、不思議な話はほとんどしないのだが、
「今回の沖縄出張は、まるで池〇さんを沖縄に呼ぶために入ったんじゃないかなと思うばい」
「いや実は、俺もそんな感じがずっとしてんのよ」
「この沖縄出張は、沖縄の商工会とかの主催で全国から企業を沖縄に呼んで、海外の販路拡大のための展示会だったのよ」
「ああ、夏以外のシーズンオフの沖縄では、補助金出して会議とか修学旅行などで人を呼んで、ついでに観光してもらおうって戦略なんだよ」
「そうそう、だから展示会でのブースの出展料は、誘致した沖縄の商工会が持つんだけど、当然だけど審査があるのよ」
「まあ、そうだよなあ」
「だけど、早く飛行機のチケット買えば安いから、審査結果はいつわかりますかって電話したのよ。チケット買った後で審査落ちたらたまらんけんね」
「うんうん」
「したら、『大丈夫です!北海道地区で声かけてるのはS川さんとこだけなので、審査確実に通るんでもうチケット買っちゃってください』って、審査も何もないのよ(笑)」
「出来レースじゃん(笑)」
「そうなのよ、おかげで早めに安い茨城空港経由のチケット買って、交通費にも補助が出るから会社も出張OKになって、せっかく沖縄まで行くから、展示会後の土曜日は市場調査して日曜日に帰ればいいってなって、それで池〇さんと沖縄回れたんだわ」
「あー、土曜の午前中は仕事して沖縄の商品を参考に買ってたんだよなあ」
「だけん、なんだか今回の出張は出来過ぎてるねーって思ってさ。そこへ行く前に首里城火災が起こってさ」
「そうなんだよ、2週間違いでS川に首里城見せれんかったんだよ」
「それは、また再建されたら沖縄行ってみるけん、よか。それよか、あちこち行けて楽しかったばい」
「ああ、何年ぶりかの遠征が沖縄で最高に楽しかったなあ」
と、そんな話をした。
不思議な話題をほとんどしないS川まで、今回は事が出来過ぎてるという。実際、俺もそう思っていた。
熊本での大学時代は毎日のようにつるんでいた俺とS川だが、大学卒業後は俺は田舎に一旦帰って東京へ、S川は熊本から三重県を経て北海道へ、俺は東京から沖縄、再び東京と移動していて、最大で沖縄と北海道で2500㎞離れていた。
だからS川が東京に来る時には、大学時代に戻ってバカ話ができる貴重な時間なので、俺も沖縄から東京に戻って会っていた。
つまり、俺を沖縄に呼ぶのにもっとも確実なのはS川が沖縄に呼べばいい。逆にいえば、俺が那覇に住んでいた時に何度もS川に沖縄に来いと誘っても来なかったのは、俺が沖縄にいるからS川を沖縄に呼ぶ必要がなかったからなんじゃないかなと。
S川の沖縄出張が決まって、俺も一カ月前に沖縄行きのチケットを買ってから、待っている間に首里城火災発生とあまりにタイミングが出来過ぎてる。火災だけでは沖縄に行かないだろうけど、S川が行くなら案内と一緒に回りたいから確実に行く。でないと、連休でもないタイミングで有給を取ってまで沖縄に行くことはなかったと思う。
インフィニーのチャネリング「首里城の記事、高次元の結婚」
元々、沖縄とのご縁がかなり深いが、首里城にはほんとよく行っている。お城巡りは好きだが、故郷の高知城や大学時代を過ごした熊本の熊本城よりも行っている。
振り返れば、18歳で琉大受験の時に初めて行ってから、旅行で首里城の整備が進む度に行き、亡くなったレイキの先生のケイさん(藤野恵子さん)や、チャネリングの先生のインフィニーとご両親とも来ている。東京で知り合った先生の二人とも行ってるのは首里城だけだ。
那覇に住んでた時は首里城の年間パスポート(3回分の料金で購入できる)を買っていて、東京に引っ越した後も19年1月の正月儀式イベント、11月の火災後に2日続けて行き(1日はS川と行った)、21年1月には火災後初めて正殿跡に登った。
有料区域の料金も通常の820円(以前は800円)、年間パスポート、取材で無料、400円と全パターンを経験している。美ら島財団の首里城で働く職員にも知り合いが3人もできて、前の沖縄の職場の次に多い。
首里城との関係も気になったので、首里城火災の記事を書いた後でインフィニーの個人セッションで質問した。
「今回の沖縄旅行の意味?と、行ってよかったのかな、ちゃんとやることやって来れたのかなってこと」
と、質問すると、インフィニーは「じゃあ、チャネリングに入りますね」といって、愛と光の存在とつながって話し出した。
「あなたは愛をもって沖縄に入りました。それを私たちは知っています。そのエネルギーが好きで龍もついてきています」
「龍?」
「白龍」
「元々ついていたちーちゃん、クーちゃん以外の龍?」
「大きいほう」
「大きいのはね、クーちゃん。小さい頃から一緒にいてくれてる龍。ちーちゃんは、沖縄から引っ越す時についてきてくれた若い龍で、大きいほうは天(空)の龍だからクーちゃんって呼んでる」
「大きい仕事をする時にはついてくるみたいね」
クーちゃんは白龍だったのか。以前、沖縄を出る前に遠隔で北海道のヒーラーは黒い龍と言っていたけど、今は白龍なのか。色が変わったのか、クラスチェンジしたのか。
「首里城の光があなたを通して表現させましたと言っています。記事のことだと思います」
「ありがとうございます」
「それが宇宙的にみて非常に大きな仕事だったようです」
「あっそうなんだ。新聞だからああいう書き方しかなかったんだけど」
「宇宙とつながって書いた文章ですって言ってます。そんな感覚ありました?」
「宇宙とつながってたかはわかんないですけど、1月に首里城正殿がある時の正月儀式にただで入れてもらって、一番いい場所、NHKの横で撮ってくださいってなったのは何かすごい導かれた気はしてて。
でもその写真は、結局記事に使えてなかったので(沖縄の記事はめったにないから)、どこで使うんだろうと。正月の時点で秋に燃えるってことは当然知らなかったけど、首里城について書くって気はしてましたね」
「はい。あなたがその仕事を果たすために沖縄に入りました」
「では、今回沖縄に行ってやった仕事というのは、首里城行って記事を書いたということで一応OK?」
「それがメイン」
「あ、これがメイン?」
「ほんとに果たしてくれてありがとう、と言っています」
「ありがとうございます」
だから、普段よりもスムーズに取材できて、あんなにスラスラ書けたのか。
「あとは、自分自身の統合のために、(チャネリングの前に話題にした)その職場のS.Sさんは一旦置いておいて、自分自身の統合のためにいろんな方に会ったりとか何かされたそうです」
「わかりました。今回の沖縄旅行に行く前に、僕は『日本列島の龍の頭が北から南に向くタイミングで沖縄に入る』とチャネリングで言われて、さきほど首里城に行って記事を書くのがメインって聞いたんですけど、
火災後に首里城の敷地内(城壁の内側)にある拝むところがあって、水の龍神だったんですけど、お祈りしてきた意味はあったんでしょうか?」
「あのね、ビジョンだと池ちゃんが沖縄に入ると一緒に白龍が付いて入るのが見えたの。その拝むところは、龍脈の一つなので、けっこう光が強い龍脈で、他の龍脈に沿って日本とか世界とかにつながっている。そこでお祈りしたのは意味がある」
「いいことしたってこと?」
「そうですね」
首里駅から初めて首里城へ向かって歩いて偶然見つかった拝所だけど、なぜか気になって何枚も写真を撮っていた。
「あと、首里城の歓会門という閉じた門のところで撮った写真に、僕の顔に虹色のオーブが写っているんですが、あれは」
「お礼」
「お礼?お礼かあ。じゃあ、本物のオーブ?」
「本物。しかも高次元」
「お礼を言っていたのか」
「はい」
まだ、取材段階で記事を書く前なのにお礼に出てくれてたのか。
「あとは、本島最北端の国頭村に急に行くことになって、辺土名という町で平安山さんと再会してパーティーに参加したんです。歓待してもらったんです。お土産ももらって。
ここは、沖縄から引っ越す時に僕に付いてきてくれたちーちゃんって龍の里の山(龍の巣)に近いから、ちーちゃんが里帰りしている間パーティーで足止めされてたのかなって思うんですけど。親友のS川が急に行きたいって言って、予定になかった国頭村へ行くことになったんですけど、何か意味はありますか?
S川も国頭村が気に入って住もうかなとか言ってたんですが、北海道で仕事しているので住むとは思わないけど。意味があれば教えてください。偶然であれば偶然でいいです」
「はい。偶然のような偶然でもないようなという感じですね。あの、お友達のほうに縁があったようです。過去世なのかなあ、という感じがするんですけど。だから、住もうかなと思っちゃったんだと。古里のような、それを刺激した場所だそうです。まあ、お友達のために行った場所だそうです」
「そうかあ、S川のために行ったのか。海中道路にも行ったけど、こっちも意味はある。観光なんだけど」
「海中道路ってどんなとこの?」
「う~んと、海を埋め立てて道路にして離島につなげた道路で、橋じゃなくて浅瀬を埋めた道路で、道以外が海になってて、潮が引くと両側が砂浜できれいでロケーションがいいんです。友達に見せたかったんで、でも満潮だったから、道路の両サイドが海だねって。ただその景色がいいから連れて行ったんですね。そしたら、そこで急にやんばるに行きたいってなったんです」
「ふ~んなるほどね。そうですね、非常にインスピレーションが湧く所、イメージとか意識が広がる所。あ、でもこれも龍が誘っているような、導いているような所。思考回路を変えたり、解放したりしたみたいですね」
「なるほど・・、わかりました」
「今回、有給休暇で会社を休む理由に結婚式に出るって言ってたんですけど、これはたまたま?何か他にも理由はあったと思うんですけど。病院に行くとか田舎に帰るとかでもいいいんだけど、沖縄に行くのに結婚式って言ったのは偶然でですかね?それを選んだのは」
「(光の存在が)言ってくるのは、『霊的な結婚』」
「霊的な結婚?誰と?」
「誰というか」
「誰とじゃないね」
「スピリチュアル的に高次元の仕事っていう意味なの」
「あ~高次元の仕事をするってこと」
「スピリチュアル能力の話ね。ライトワーカーとしてね」
「あ、ライトワーカー」
「そうだから、ライトワーカーやる。沖縄はそのあいさつ、後始末じゃなくて何ていうか、あいさつ回り。そんな意味合いもあったそうです」
この他、沖縄時代の職場の同僚の件や県庁前にあった照美荘(僕が東京に引っ越した数年で営業終了)の照さん(オーナーのおばあちゃん)のこと、タイムラインが変わって存在しなくなった人のことなどを聞いた。
そして、最後に光の存在からのメッセージを降ろしてくれた。
「今日はあなたがまた1つ、意識の誕生日を迎えました。そのようにいろいろな角度から物事をいろいろ見てください。あなたが感じていることがあなたの真実です。あなたは、他の人のいろいろな反応を見て、自分の反応で本質がわかる人です。
ですから、光を通して物事、三次元を見てください。あなたの人生が華やかに、非常に楽しくなると思います。そして、まだまだ枠のある人たちに光を届けてください。あなたがライトワーカーです」
「はい」
(「はい」と言ってるけど、このライトワーカーの意味がちゃんとわかるのは、数年後の2024年だった。この時はよくわかってなかった。お線香上げることとしか思ってなかった。セッションの時間制もあるので、とりあえず「はい」と言って話を進めた)
「枠のあるというか、思考を変えてください、光で満たしてくださいという意味ですね」
今回のインフィニーのセッションの中で、沖縄の職場の同僚の話題を質問した時に、「何か観察している感じで、出来事と自分を共鳴させなくていい。ただ、そういう体験をしたってこと」という説明もあったが、こういう意味だったのか。
「あと最後に、ある治療家から『エネルギーをみれば全部わかるから反論するもんじゃないよ』って、意見を押し付けてくるんですけど、それは僕は違うというか、違和感を感じるんです。治療方法としては有効なんだけど、未来も全てエネルギーの流れで分かるとは思わないんです。それはどうなんでしょうか」
「あなたの人生が正しいと思ったことが、あなたの真実です。ですから、他の人の真実をあなたに押し付けてきたととしても、違和感が生じた場合、あなたの真実ではありません。あなたの真実を生きてください」
「ありがとうございます。僕が医者に対して『これは僕の命だから何と言われてもそれは違う』と言ったのと同じですね」
「そういう部分がきっと、(前の職場の)S.Sさんがうらやましいところなんだと思います」
「いや、僕は完全にできてるわけじゃないんで、インフィニーはできているんだけど(笑)」
「ぷっ、うふふ」
「S.Sにはそういう風に見えたんだ」
「見えてますね~完全に」
「俺は沖縄での仕事なくなって(予算の都合で担当部門がなくなって契約更新できなくなった)、泣く泣く沖縄から出たってのがあるのに、(正職員で安泰なのに)S.Sにはそう見えてたのか。うん、わかりました。
僕は相手からどう言われても、自分がこうだと思ったものは譲らないし、その治療家に対しては意見押し付けられても、ああそうですかで、それはあなたの意見なので(私はそう思わない)という形にすることにします」
「うん、それでいいですね。スルーしちゃっていいんじゃないでしょうか。ああそうですかで」
「あははは」
インフィニーは常にそんな感じで、その点は相手と同じ線上にいない(争いにならない)感じは森美智代先生ともどこか似ている気がする。常に幸福感(ハッピーな意識の状態)があるみたいな。
また、同じ手法をしている別の先生は、選択によって未来は変わるからエネルギーの流れを見ても、未来は変化するから必ず当たるものではなく、現時点でのエネルギーの流れを言ってるだけだよという説明もあって、こちらのほうがしっくり来る感じがした。
今回の沖縄行きは、S川に会えることと、前の職場の人たちに会うのが初めの目的だったが、沖縄旅行の予定が決まってから首里城火災が起こって、あまりのタイミングにずっと不思議に思っていた。インフィニーのチャネリングで腑に落ちてよかった。
首里城については、2020年に亡くなった師匠のケイさんやインフィニー一行(ご両親とお弟子さん、僕は弟子ではなかった時)とも行っていて、その話もいつか書こうと思う。
(画像が見つかれば後で本文に追加します。前に書き貯めていた原稿なので)
龍の話「龍が体内に入る」(ちーちゃんとクーちゃん前編)|池さん
龍の話「クーちゃんの帰還」(ちーちゃんとクーちゃん後編)|池さん
龍の話「龍が見える人、さわる人」|池さん
沖縄関連記事:陶芸家 島武己さんの話|池さん (note.com)
沖縄とお線香1「神人の上原先生、神様の合図」|池さん (note.com)
沖縄とお線香2「宿とラップ音」|池さん (note.com)
沖縄とお線香3「英霊と土佐之塔」|池さん (note.com)
沖縄とお線香4「夕起子さんとの再会」|池さん (note.com)
沖縄の話1「首里城火災とS川(前編)」|池さん (note.com))
沖縄の話2「首里城火災とS川(後編)」インフィニーのチャネリング「首里城の記事、霊的な結婚」|池さん
沖縄の話3「大石林山と聖地アシムイ」(前編)「上原先生のお弟子さん」|池さん
プロフィール&登場人物紹介(10/20)|池さん
S川話「S川の子育て奮闘記5・首が抜けない次男坊、アイス直撃」(過去ブログ記事移転)|池さん (note.com)