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沖縄の話10「大石林山と聖地アシムイ」(終編3)「アシムイワープ(中)」
アシムイで僕がワープした後、6人で車に乗り込みもう一つも今日の目的地である大石林山に向かった。
大石林山では、時間が少ないのでメインのルート1本だけ回った。この時に午後5時を過ぎたが、閉園を知らせるため音楽は鳴らなかった。ここも何回来てもすごく落ち着く場所なのだが、今回は去年(2019年)の1月4日にアシムイの山頂で聞いた音楽が大石林山の閉園の音楽かどうかを確認しに来たのだった。
結局、閉園の音楽なかったので、去年のアシムイの頂上での音楽は大石林山とは関係がなかった。ふくおかAさんのリーディング情報の「神様がお祭りしていた時の天上の音楽」で合っていた。
(関連記事:沖縄の話7「大石林山と聖地アシムイ」(後編2)「頂上に響く天上の音楽(後編)」|池さん)
その日の夜は、本部町の「ホテルオリオン モトブ リゾート&スパ」で泊まった。6人の中の一人が会社の保養施設になっている関係で、1室(4ベッド)3万円が5000円ぐらいに割引してもらって、全員で割り勘した。会社員の人曰く、保養所になっているけど、那覇市から日帰り(片道約2時間)できるリゾートホテルに泊まることはめったにないから、いつも権利放棄していたという話だった。
おかげで、人生初のリゾートホテルに泊まれた。ホテル内の温泉は別料金で1650円かかったが、美ら海水族館に隣接したビーチが広がるオーシャンビューの部屋に泊まって
「リゾートっていいなあ。だから、みんな何万円も出すのか」
と、極々当たり前のことをつぶやいてしまった。
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普段は安い宿で長期滞在したいほうだから、人生初のリゾートだった。
翌朝、テラスで朝日が登るのを眺めながら、赤田さんに昨日のアシムイでの僕からの着信時間を確認してもらった。そこから頂上で下山前にスマホで見た時刻を比較した。
そして、アシムイの頂上から下山開始した時刻から、下山にかかった時間は11~12分という普段でもありえない速さで下山したことがわかった。
普通は登るのに25~30分程度、下りるのも25分ぐらいは見たほうがいい。それが11~12分は自分でも異常に早いと思うし、普通ありえない。先に下山し始めた赤田さんたちより頂上で一人残ってチャネリングや掃除した後で降りたのに。
そして、あの見たこともない走りやすいルートに、道しるべの両端の白いヒモ、戻ろうとしたタイミングでの登山者2人の登場・・。ちょっと怖くなったが、アシムイに登るといつもいいことが起こる(豪雨でも絶対に登ってる時は止む)ので、今回もリゾートホテルに安く泊まれてご褒美みたいなことが起こっている。だから、あれもワープしたというので合ってるんじゃないだろうか。後は、東京に帰って師匠のセッションでチャネリングで聞いてもらおう。
翌日は、ホテルで午前10時までゆっくり朝食を食べて、ホテルを出発。本部町在住の陶芸家の島さんの工房で登り窯を見学しに行った。
本来、陶芸家というより芸術家に近い島さんは登り窯の見学はしてないのだが、この時期はNHKの朝ドラで陶芸家が主人公だったので、前日の夜に島さんのところへ行って頼み込んで6人で見学させてもらうことにした。
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みんなで記念撮影した写真には、登り柄の火の神様なのか、いくつものオーブが写ってくれた。すごいのは、1枚目にオーブが写ると2枚目は散ってしまって写らなくなることが多いのに、島さんのとこでは2枚目のほうが集まってきて多く写ってくれた。これも、オーブとみるか、ホコリとみるかはそれは人それぞれでいいと思う。
前の晩に、島さん宅に行って東京から持ってきたバリ島の皿をお土産に渡すと、島さんから「島武己 作品集」をサイン付きでもらった。思えば、沖縄のロケの仕事で島さんに会って以来本当によくしてもらっている。
今回のツアー参加者から、「島先生と呼ばないの?」と言われたが、
「ううん、僕陶芸習ってないし、島さんは友達だから島さんでいいの」
と、答えていた。
他の人は「島先生」と呼んでいたが、僕は2024年8月の島さんの四十九日で人間国宝を辞退した話を聞く前から、島さんは世俗のことから別世界にいる人のように思っていたから、おそらく島さんは先生と呼ばれることに意味を持っていないと思っていた。言葉でいくら飾るよりも、それよりももっと相手の心がわかる人だったと島さんが亡くなってから思った。
(関連記事:陶芸家 島武己さんの話|池さん)
島さんとこに遊びに来て、沖縄の歴史や陶芸の歴史を聞くのは本部町に来るときの楽しみだけど、今回は他の人もいるから島さんも僕の頼みを聞いて大人数の見学を相手してくれたから、20分ちょいで後にした。
島さんの工房を出て、次に名護市の水彩画家のよしこ先生のアトリエに寄って、この時初めて先生と知り合った。他の人と違って、僕だけが名刺と首里城火災の記事を渡した。
沖縄で1年以上住んでいた身にとっては、2泊3日の沖縄旅行はもはやあっという間である。俺以外の参加者は全員沖縄の人なので、リゾートホテルに泊まって楽しいのだが、
「え?24時間後には俺もう東京の部屋かあ」
と、自分だけ明日には東京に帰らなければならないってことに寂しさを覚えた。
朝食をみんなゆっくり10時まで食べてる時も、「はやく食べ終わって沖縄回ろうよ」と思っていたが、他の人は全員地元でいつでも来れるから、観光よりホテルのビュッフェの朝食の全メニューを食べることを優先していたw僕は27歳ぐらいの時に甲田先生の食事療法で健康になってから、朝食は食べなくなっているけど、お金払って朝食付きの時はせっかくだから食べていた。
3月8日、東京に帰ってチャネリングの師匠のインフィニーの個人セッションを受けた。前の同僚のS.Sからのダメージの回復のヒーリングと、いくつか重要なアドバイスをもらったセッションだったが、気になっていたアシムイでのワープについても聞いた。
「アシムイから東京に着いてきてもらった龍のちーちゃんの里帰りに聖地の山へ行ったんですが、この山を最後に下りたのに誰にも会わずに見たことない道を通って、時間も11~12分と異常に早く下りたんですね。僕は、アシムイワープって呼んでるんですけど、これは本当にワープなのか、なんでワープしたのか。他のみんながいたから異常に早かったのに気づけたんですけど」
「そうですね、あなたは時間と空間を超えるという経験をしました。そして、時空を超えるということをみんなに見せた、ということを言っていますね」
時間と空間を超える経験か、一人だったら気づかず「早く降りれた」で終わってたかもしれないけど、他の人も証人になったし、みんなに見せたのか。
別の時空のアシムイの山を走って降りたのだろう。あんなに平行にまっすぐ走れる道はそもそもないし、2024年6月に3年ぶりにアシムイ登った時には登山道がわかるように黄色いロープが張ってあって驚いたが、それでもワープした時の両側に張られたロープの色が黄色と白で違っていた。
誰にも会わずに迷ったと思って引き返そうした時に現れた女性二人組は、あまりにもタイムリーすぎるから本当に人間だったのだろうか?アシムイは、僕が祀ってる龍神の地の龍ちーちゃんの故郷で龍の巣だから、ちーちゃんとクーちゃんが女性二人組に化けて僕を安心させてくれたんじゃないだろうか。それか、別の龍だったのかも。あの紐も変化して道を教えてくれたのかもしれない。
ちーちゃんの里帰りも兼ねて定期的に参拝に来てるから、来年また来た時にワープが終わって登山口の左真横に出たところを確認しよう。今ならいちいち確認しなくてもわかるんだけど、当時はまだレベルが低くて翌年来て現場確認をしていたw
つづく
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