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沖縄の話6「大石林山と聖地アシムイ」(後編1)「頂上に響く天上の音楽(前編)」(ver.2.5)
2018年4月に沖縄から東京へ引っ越して、いろいろありつつも次の仕事も決まって、秋に皇居の勤労奉仕に初めて参加したりでイベントの多い一年だった。
年が明けて2019年、アシムイからついてきてくれた龍のちーちゃんの里帰りも兼ねて正月休みに沖縄に行くことにした。東京に引っ越してから約8カ月ぶりの沖縄だ。年末だと帰省のため飛行機代が高いが、元日は移動する人は少なく安いのでチケットを購入した。
12月中に沖縄で知り合った那覇の赤田さんに連絡して、本島最北にある大石林山と聖地アシムイに登りたいので車を出してほしいとお願いした。まだこの頃はペーパードライバーで、往復200kmを超える距離なので頼んだら、車を出してくれることになった。沖縄のお母さんと呼ぶのはこん感じでとてもお世話になってるから。(お礼に赤田さんのご先祖さまにもお線香を上げている)
赤田さんの都合に合わせて、1月4日の朝早めに出て日帰りすることになった。日程を決めて数日後に赤田さんから電話で来た。
「一緒に行きたい人がいるけどいい?いい人なのは確かだから」
普段こういう場合は、大丈夫な人かどうかはペンデュラムで調べるのだが、この時は「うん、いいよー」と即答した。赤田さんの説明と、名前を聞いた時の直感で問題ないと判断した。
で、電話を切って少しするとまた赤田さんから電話。
「もう一人追加していい?さっき一緒に行くことになった人の妹さんなの。M 城さんって言って、この人も知り合いでいい人だから」
「あははは!いいよいいよ、名前の響きを聞いたらと問題なさそうだから、追加していいよー。計4人だねー」
赤田さんが一人増える度に電話をかけてくるのが面白くて笑ってしまった。まとめて言えばいいのに(笑)。一瞬、「あれ?さっき同じ電話したよ」って言いそうになった。
一緒に行く人は、赤田さんの友達の姉妹で同年代か少し下ぐらい。保母さんで何とか言っていたけど、そこは重要じゃないからいいや。赤田さんの推薦と、自分で即答したんだから大丈夫だろう。
今まで1人行ってた大石林山とアシムイに今度は4人で行くことになった。車なら那覇を朝早くに出ればぎり日帰りできるとの話だった。
2019年1月の沖縄旅行は、1月1日沖縄入り那覇で宿泊、2日首里城正月儀式イベント撮影して久高島で宿泊、3日那覇に戻って宿泊、4日大石林山とアシムイへ日帰り、5日朝8時の便で東京へ戻るスケジュール。
行きの羽田空港からの便に電車の乗り換え失敗で乗り遅れるが、ANAに相談すると変更不可のチケットなのにあっさりキャンセル待ちにしてくれて、次の便に乗れた。
(チケットの話は、龍の話4「クーちゃんの導き」「ちーちゃんの一喝(前編)」|池さん参照)
初日の那覇のホテルに泊まると、元日なので琉装(沖縄の着物姿)の女性スタッフが二人も出迎えてくれた。久々の沖縄が歓迎してくれてるので気分がいい。
(正月の首里城での話は、沖縄の話「首里城火災とS川(前編)」|池さんを参照)
4日朝、宿をチェックアウトして赤田さんが車で迎えに来てくれた。運転手は、後から参加が決まったみーちゃん。保育士で運転が抜群に上手で、地図や道を覚える才能もあるので、いつでもタクシー運転手ができるほど。みーちゃんの姉の克枝姉ちゃんは途中、普天間宮の前でピックアップした。
赤田さんのお母さんが拝みの仕事をしていて、みーちゃんはお線香がちゃんと通っているかがわかる人だった。克枝姉ちゃんは、赤田さんからアシムイと大石林山の登山の話が来る前から、山に登るって思ってたらしくウォーキングで足を鍛えたりしていたそうで、なるほどペンデュラムに聞かなくても一緒に行って大丈夫なメンバーだ。そりゃあ、名前の響きだけでOK出すわなあ。
みーちゃんの軽快な運転で、スムーズに国頭村辺土名に着いた。前日に寄ると電話しておいたH安山さんの家に行くと、自家製のシナモンティーとお菓子を出してくれた。
「年賀状代わりに直接あいさつに来ました」
と話して、再会を喜んだ。また来るという約束を守れてよかった。
辺士名からもアシムイには18㎞(車で25分)ぐらいあるので、休憩させてもらえてありがたい。国頭村に来るといつもお世話になっている。
当時の写真を見ると、お茶出してもらってH安山さんがピアノを弾いて、克枝姉ちゃんが歌を歌っている動画まであるw楽しんでるw
![](https://assets.st-note.com/img/1736768957-Edr6QaXCOiTP8VMJFhqYAISN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1736767822-uSXEpym0GskrdAK81qNeF6jB.jpg?width=1200)
ちなみに沖縄の田舎には、カラギ(オキナワニッケイの葉)というシナモンに似た香りの木が自生している。
(沖縄の話4「大石林山と聖地アシムイ」(中編)「辺士名の町、H安山さん」|池さん)
大石林山に着いて、予約していたガイドさんが同行するスピリチュアルツアーで回った。ツアー代は入山料とは別に4千円(当時)だった。ガイドは大石林山の所長だった。僕は、友人のY城さんにガイドを頼みたかったけど、克枝姉ちゃんかみーちゃんが所長を指名した。僕ら以外にもスピリチュアルツアーが何人かいて、一緒に一般コースでは回れない道を解説付きで回った。
スピリチュアルツアーでは、一般コースでは行けないルートを通れた。一部は、以前偶然通ったこともある場所だった。写真を撮ると、いつものように昼間だけどでかいオーブがはっきり写った。
![](https://assets.st-note.com/img/1736741815-2f9hDplN1kbPaq84WtYsForz.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1736741815-po781SYvbydrLEtAnXPq5Oxk.jpg?width=1200)
不思議なのがよく撮れるので気にしないが、大事なのはそれが何かで、悪いものは写らない自信があるけど、中身の鑑定はインフィニーやアリサさん、当時だとふくおかAさんに帰ってからセッションで聞いている。写真ではオーブに写るけど、鑑定してもらうと河童がいるというのもあったw
![](https://assets.st-note.com/img/1736674739-HNnvLupRqUxFr6zs8MkdSBJ5.jpg?width=1200)
ツアー後15時を回っていたが、今回の本命はアシムイなので、日没の時間も考えて大石林山は全コースは回らずにバスに下山して、車でアシムイの登山口へ向かった。
ここからは僕が案内役になるので、念のため道を確認するため先に登山口に行って、記録用に看板を写真を撮ると見事にお出迎えのオーブが写り、思わず笑ってしまった。歓迎してくれてる。
あと、正月だからなのか、三線などの音楽が聞こえる。近所の家で誰か弾いてるんだろうと思った。
追いついてきた克枝姉ちゃんから
「何笑ってたの?」
と聞かれたが、さっき写った写真のオーブの話をしていいのかわからないから適当にはぐらかして登り始めた。
俺はアシムイは2回目で8カ月ぶりだけど、前回同様迷わずにすいすい登る。途中、ウォーキングして足を鍛えていたはずの克枝姉ちゃんが「足が痛い、もうあきらめる」と弱音を吐くが、
「登れない人はそもそも連れてきませんから、登れますよー。もう少しで休憩しますから、がんばって!」
と、励ましながら登る。
![](https://assets.st-note.com/img/1736766969-48OEbcwoGCP9Xd6mKpVygxeW.jpg?width=1200)
確かに初めてだとゴールまでの距離がつかめないから遠く感じるけど、登山の許可を神様が出してるなら登れるはず。
同じ姉妹でも妹のみーちゃんのほうが那覇から100㎞以上を一人で運転もして疲れてるはずなのに、全然文句も言わないで登ってるから、年上の姉がしっかり者というのは世の中全部ではないだなあと思った。
後で知ったけど、赤田さんもみーちゃんも過去に1回アシムイに登ったことがあるのだった。
頂上手前の登るところで、赤田さんはなぜかスカート(下にはズボン)で、マリリンモンローみたいに風であおられて笑いを誘ったりした。
そんなこんなで、みんなで頂上に着いた。山頂の神殿などがあるエリアに来ると、ここでもはっきりときれいな音楽(三線などを奏でている)が聞こえた。もちろん、4人全員聞こえた。
「聞こえるよね?これ、どこで鳴らしてるの?」
どこから聞こえるのかと周りを見たが、あるのは大石林山ぐらいなので、
「大石林山が5時の閉園の時間を知らせる音楽じゃないの?」
と、この時は、大石林山の閉演の蛍の光の音楽みたいなものだと結論づけた。
天上からの音楽をみんなが聞いた後、頂上でお神酒をお供えしてお線香は僕が立てて、お祈りをするとすごくきれいな夕日が見えた。まるでご褒美のような美しい、鮮やかな色彩だった。
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![](https://assets.st-note.com/img/1736768250-niIcq3KNXlU58wO6oQTMm0SC.jpg?width=1200)
あまりにもきれいな夕日に見とれて、いつまでも見ていたい気持ちになったが、日没になると街灯もない真っ暗中を下山するのが危険なので、
「ほらほら、もう行きますよ」
と、安全に降りれるようタイム管理も僕の担当なので、みんなを急かして下り始めた。
そして、登りよりも下りのほうが足をすべらせないよう注意が必要なのだが、なんとか急かして下りたおかげで、登山口に着いた時にちょうど日没で真っ暗になったが、無事にみんな車に着いた。時間は午後5時45分すぎ。
沖縄の話7「大石林山と聖地アシムイ」(後編2)「頂上に響く天上の音楽(後編)」|池さん
つづく
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