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Excelの関数はChatGPTに聞けばいい

デジタル活用のヒントを発信しているわたしですが、ExcelなどマイクロソフトのOfficeアプリは苦手です。もともとMac&DTPの業界でAdobeのソフトを中心に使ってきたので、仕事でOfficeアプリを使う機会がほとんどなかったのです。

Excelの関数については、基本的な使い方やこんな感じの関数があったはずというのは理解しているので、必要な都度Google検索することでなんとかしていました。

ChatGPTなどのチャットAIは、正解を教えてもらうためのツールではないと考えていますが、プログラミングやコーディングなどでは答えを聞くのに使える感触があります。ならば、Excelの関数についてもチャットAIに教えてもらえばいいと思い使ってみました。

今回は実験しつつ実際の業務で利用したのですが、とても便利で作業効率化につながることを実感しました。


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関数名がわからなかったらChatGPTに聞けばいいじゃない

まずは、シンプルに関数名がわからない場合です。文字列が含まれるセルをカウントするのにCOUNT関数ではうまくいかなかったので、ChatGPTに聞いてみました。

Excel で件数をカウントするためには、状況に応じて以下の関数を使用することができます。それぞれの関数には異なる用途がありますので、必要に応じて選択してください。

1. COUNT
用途: 数値が含まれるセルの件数をカウントします。
構文: =COUNT(範囲)
: =COUNT(A1:A10) は、範囲 A1 から A10 の中で数値が含まれるセルの数をカウントします。

2. COUNTA
用途: 数値や文字列など、空白でないセルの件数をカウントします。
構文: =COUNTA(範囲)
: =COUNTA(B1:B10) は、範囲 B1 から B10 の中で空白でないセルの数をカウントします。

3. COUNTBLANK
用途: 空白セルの件数をカウントします。
構文: =COUNTBLANK(範囲)
: =COUNTBLANK(C1:C10) は、範囲 C1 から C10 の中で空白のセルの数をカウントします。

4. COUNTIF
用途: 特定の条件に一致するセルの件数をカウントします。
構文: =COUNTIF(範囲, 条件)
: =COUNTIF(D1:D10, ">50") は、範囲 D1 から D10 の中で値が 50 を超えるセルの数をカウントします。

5. COUNTIFS
用途: 複数の条件に一致するセルの件数をカウントします。
構文: =COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)
: =COUNTIFS(E1:E10, ">50", F1:F10, "Yes") は、範囲 E1 から E10 の中で 50 を超える値を持ち、かつ範囲 F1 から F10 の中で "Yes" という値を持つセルの数をカウントします。

6. SUMPRODUCT
用途: より複雑な条件に基づいてセルをカウントしたり合計を計算するために使用します。
構文: =SUMPRODUCT((条件1)*(条件2)*...)
: =SUMPRODUCT((G1:G10 > 50)*(H1:H10 = "Yes")) は、範囲 G1 から G10 の中で 50 を超える値を持ち、かつ範囲 H1 から H10 の中で "Yes" という値を持つセルの数をカウントします。

[ 「例のイメージ」としてここに表が入っていたのですが、note上ではひょうじできないのでこの引用のあとに画像で載せます]

=COUNT(A1:A4) → 4 (A 列の数値が含まれるセルの件数)
=COUNTA(B1:B4) → 3 (B 列の空白でないセルの件数)
=COUNTBLANK(C1:C4) → 2 (C 列の空白セルの件数)
=COUNTIF(D1:D4, ">20") → 2 (D 列の中で 20 を超えるセルの件数)
=COUNTIFS(E1:E4, ">50", F1:F4, "Yes") → 2 (E 列が 50 を超え、かつ F 列が "Yes" のセルの件数)
=SUMPRODUCT((G1:G4 > 50)*(H1:H4 = "Yes")) → 2 (G 列が 50 を超え、かつ H 列が "Yes" のセルの件数)

これらの関数を使用して、Excel のデータを柔軟にカウントできます。どの関数が最適かは、具体的な要件に応じて選んでください。

例まで使って丁寧に解説してくれました。
わたしがやりたかったことは、COUNTA関数で実現できました。

ExcelでやりたいことをChatGPTに聞いてみる

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