![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147757584/rectangle_large_type_2_9b5c9270d21724a4e0d765c4f966012a.jpeg?width=1200)
Excelの関数はChatGPTに聞けばいい
デジタル活用のヒントを発信しているわたしですが、ExcelなどマイクロソフトのOfficeアプリは苦手です。もともとMac&DTPの業界でAdobeのソフトを中心に使ってきたので、仕事でOfficeアプリを使う機会がほとんどなかったのです。
Excelの関数については、基本的な使い方やこんな感じの関数があったはずというのは理解しているので、必要な都度Google検索することでなんとかしていました。
ChatGPTなどのチャットAIは、正解を教えてもらうためのツールではないと考えていますが、プログラミングやコーディングなどでは答えを聞くのに使える感触があります。ならば、Excelの関数についてもチャットAIに教えてもらえばいいと思い使ってみました。
今回は実験しつつ実際の業務で利用したのですが、とても便利で作業効率化につながることを実感しました。
⚠️この記事が含まれるマガジンについて
この記事はわたしアシカガコウジによる有料マガジン「生成AIをいろいろ試す実験室」に含まれています。1回の支払いでこの記事を含めマガジン内の記事を全て読めます。定期購読ではありません。購読いただくと今後追加される記事も全て全文読めます。
なお、ほとんどの記事は無料で読める部分だけでも概要がわかるようにしているつもりです。無料部分だけ読んでいただくことも大歓迎です。
わたしは画像生成AI、対話型AIなど生成AIについてポッドキャスト「アシカガCAST」やX(Twitter)で情報発信していますが、もっと気軽に日々のちょっとした実験や失敗例なども記録しておきたいと考えました。
いつもより雑な感じで発信したく、仕事のファイルなどもこっそり見せちゃうかもしれないので、興味のある人だけに見てもらいたいことから有料のマガジンにしています。ひとの実験をのぞき見する感覚で読んでいただき、なにかしらのヒントになったり役に立ったりしたらとてもうれしいです。
関数名がわからなかったらChatGPTに聞けばいいじゃない
まずは、シンプルに関数名がわからない場合です。文字列が含まれるセルをカウントするのにCOUNT関数ではうまくいかなかったので、ChatGPTに聞いてみました。
Excel で件数をカウントするためには、状況に応じて以下の関数を使用することができます。それぞれの関数には異なる用途がありますので、必要に応じて選択してください。
1. COUNT
用途: 数値が含まれるセルの件数をカウントします。
構文: =COUNT(範囲)
例: =COUNT(A1:A10) は、範囲 A1 から A10 の中で数値が含まれるセルの数をカウントします。
2. COUNTA
用途: 数値や文字列など、空白でないセルの件数をカウントします。
構文: =COUNTA(範囲)
例: =COUNTA(B1:B10) は、範囲 B1 から B10 の中で空白でないセルの数をカウントします。
3. COUNTBLANK
用途: 空白セルの件数をカウントします。
構文: =COUNTBLANK(範囲)
例: =COUNTBLANK(C1:C10) は、範囲 C1 から C10 の中で空白のセルの数をカウントします。
4. COUNTIF
用途: 特定の条件に一致するセルの件数をカウントします。
構文: =COUNTIF(範囲, 条件)
例: =COUNTIF(D1:D10, ">50") は、範囲 D1 から D10 の中で値が 50 を超えるセルの数をカウントします。
5. COUNTIFS
用途: 複数の条件に一致するセルの件数をカウントします。
構文: =COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)
例: =COUNTIFS(E1:E10, ">50", F1:F10, "Yes") は、範囲 E1 から E10 の中で 50 を超える値を持ち、かつ範囲 F1 から F10 の中で "Yes" という値を持つセルの数をカウントします。
6. SUMPRODUCT
用途: より複雑な条件に基づいてセルをカウントしたり合計を計算するために使用します。
構文: =SUMPRODUCT((条件1)*(条件2)*...)
例: =SUMPRODUCT((G1:G10 > 50)*(H1:H10 = "Yes")) は、範囲 G1 から G10 の中で 50 を超える値を持ち、かつ範囲 H1 から H10 の中で "Yes" という値を持つセルの数をカウントします。
[ 「例のイメージ」としてここに表が入っていたのですが、note上ではひょうじできないのでこの引用のあとに画像で載せます]
=COUNT(A1:A4) → 4 (A 列の数値が含まれるセルの件数)
=COUNTA(B1:B4) → 3 (B 列の空白でないセルの件数)
=COUNTBLANK(C1:C4) → 2 (C 列の空白セルの件数)
=COUNTIF(D1:D4, ">20") → 2 (D 列の中で 20 を超えるセルの件数)
=COUNTIFS(E1:E4, ">50", F1:F4, "Yes") → 2 (E 列が 50 を超え、かつ F 列が "Yes" のセルの件数)
=SUMPRODUCT((G1:G4 > 50)*(H1:H4 = "Yes")) → 2 (G 列が 50 を超え、かつ H 列が "Yes" のセルの件数)
これらの関数を使用して、Excel のデータを柔軟にカウントできます。どの関数が最適かは、具体的な要件に応じて選んでください。
![](https://assets.st-note.com/img/1719039890545-IHnORGCOxV.jpg?width=1200)
例まで使って丁寧に解説してくれました。
わたしがやりたかったことは、COUNTA関数で実現できました。
ExcelでやりたいことをChatGPTに聞いてみる
ここから先は
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10501160/profile_8632d699386197bb56c62c3156e4a6e9.png?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
生成AIをいろいろ試す実験室
アシカガCASTのアシカガコウジです。画像生成AI、対話型AIなど生成AIについてポッドキャストやXで情報発信していますが、もっと気軽に日…
この記事が参加している募集
いただいたサポートはnoteの執筆、ポッドキャスト活動などのプラスとなるものに有意義に使わせていただきます。ちなみに「スキ」を押すと出てくるイラストは4種類あります。